自衛官・公務員・会社員で
組織人生・会社人生を悩み始めたあなたを寄り添い支援する
セカンドキャリアサポートコーチの
高山裕司です。
もし、あなたが組織や会社でその組織の使命を果たすために一生懸命
がんばってきた方で、
毎日ががんばれなくなっていたり、
自分軸で生きる別の道を考えてみたい
と思っているのであれば、
ぜひ目を通して頂けるとお役にたつかと思います。
『自衛隊の常識は、世間の非常識』という言葉は、
そのままに、民間企業に勤めだした私は、
だんだんと周りから「非常識なヤツ」視されるようになりました。
私は、どうすればよかったのか?
その続きです。
(5)お客様に対する言葉がキツイ
⇒ お客様からの問い合わせにメールでお答えすることがよくありま
した。私としては、普通に回答しているつもりなのですが、
とにかく文章がキツイと書き直しさせられることが
多々ありました。
今、具体例を挙げるのは思い出すのは難しいですが、時々お店
とかで店員さんに何かを尋ねた時に、
すごくぶっきらぼうに、分からないこちらが悪いみたいな
言い方する方がいて、言い方キツイな~と思うことがあります
よね。そんな感じだと思います。
営業の世界でお客様にどういう言葉遣いをするかは、他の方の例
を頂くなりして、十分に研究して学んだ方が良いです。
(6)飲み会を断る。同じ営業の人とではなく他の人と飲みに行く。
⇒ これはその会社だけの話なのかもしれません。
営業部で月末飲み会がありました。その月の業績を発表されるの
ですが、業績1位の方がお酒を一気飲みしないといけないので
す。そして、あとは愚痴とか悪口が多くて、とにかく面白くなか
った記憶があります。
一方で、仕入れや事務の方でお話していて面白い方がいたので、
誘われてその方について飲みに言ったら、
電話で、『どこにいるのか?なぜ来ないのか?誰といるのか?』
もう狂ったように問い詰めてくる電話がかかってきました。
その週はずっと、ねちねち営業部の飲み会にはかならず出席する
ように説教されたのを思い出します。
所属する部の飲み会に参加するかどうかは、他の方の動向を十分
に確認した方がよいでしょう。そして、断る時もどのように断る
のか、書籍や他の同僚に聞いたりして、なるべく摩擦を生まない
ようにした方がラクかもしれません。
(7)お客様が飲み物を飲み終わっても特に気にしない。
⇒ 営業マンの方は、楽しそうに飲んで話していても、
必ず相手のグラスの状況を把握しています。
私は自衛官時代、飲み会の席で、そんなことを考えたことがあり
ませんでした。
普通の社会人としても、相手のグラスが空になったら注いであげ
られる気配りができた方がよいに決まっています。お客様との間
であればなおさらでしょう。グラスばかりを見ていると、お客様
の話が聴けなくなり、話に夢中になると、グラスの状況が分から
なくなります。営業の方の視野の広さと神経の使い方の細やかさ
は、私にとって本当に感嘆のレベルでした。
(8)乾杯する時、グラスは相手のグラスよりも下の位置で合わせる

⇒ いうまでもなく、自分の立場を下において相手に尊敬を示すため
に、お客様や上位者のグラスよりも乾杯時は下に合わせるというこ
とです。私は、これもそんなことを自衛官時代に考えたこともあり
ませんでした。私は互いに同じ位置で乾杯をしようとするのです
が、相手が必ずグラスを下にするので、いつも「なんで??」と
不思議に思っていたくらいです。
面倒だな~と思ったのは、こちらが相手のグラスより下に当てて、
乾杯しようとすると、相手もグラスを下げて私の下側に合わせよう
とする方がいる時です。
そんな時は、どこまで下に行くの~と二人の間で
グラスを下に下にと下げることになります。
(めんどくさい~ 最初から対等にグラスを1回で合わせて、おいしく飲めばよいだけでは???)
ざっと考えただけでも。これぐらい私の文化は営業部の文化とは違
っていて、その修正はなかなかできませんでした。
自分のこれまでの常識は、その新しい場での非常識かもしれません。
ここまで読んで頂いたあなたが、
もし、かつての私と同じように組織人としての日常、自分の人生に悩んでいるとしたら、
転職したりして、いわゆる娑婆に出たら、
意外に自衛隊では気にもしなかった当たり前のことが、
民間企業では重大事かもしれない
と覚えておくとよいかと思います。
あなたが悩みを突き抜けて、今を顧みる時、
今日読んで頂いた、この一文を思い出すことでしょう。
このブログでは
私が試行錯誤しながらも徐々に気づいていった学びが、
セカンドキャリアに悩むあなたの少しでもお役に立てばと
書いていきます。
どうぞよろしくお願いします!
