自衛官・公務員・会社員で
組織人生・会社人生を悩み始めたあなたを寄り添い支援する
セカンドキャリアサポートコーチの
高山裕司です。
もし、あなたが組織や会社でその組織の使命を果たすために一生懸命
がんばってきた方で、
毎日ががんばれなくなっていたり、
自分軸で生きる別の道を考えてみたい
と思っているのであれば、
ぜひ目を通して頂ければと思います。
初めての方はプロフィールをどうぞご覧ください。

前回、ある社員が、自分のことを常々運がいい人間だと思っていると
話してくれたことを書きました。
その社員が営業に行ったとき、断られたにもかかわらず、名刺を渡し
たら、たまたま社長と同じ漢字が名前にあったので、
社長が同じ漢字がある営業の頼みということで、
断わるつもりの契約を継続してくれたという
ラッキーなことがあったというお話でした。
これから、みんなで力を合わせて支店の業績も回復させて、会社の新規事業も開拓しないといけないのです。
だから私は、
支店の社員が「自分は運がいい人間」と思っていることは、一ついいことだと思いました。
ただ、その後、彼は
『私はなんとかなっちゃうんです』
と言います。
『なんとかなる』というのは、まずキツイ現実があってそれをすごくがんばって克服するような感じかな~?と聞くと
そうです。なんとかなるんです。
と言います。
それだとこれから大変なことになって、
それから苦労してどうにかこうにか落着するということに
なっちゃうよ![]()
と答えました。
どうしてですか?
と聞いてくる彼に、
それがこの年まで生きてきて、振り返った時に分かることだから。
と答えました。
心の底に強く念じていることは、
必ず現実の世界に反映されてきます。
だから、この世で自分に起きるすべてのことは
自分の責任であり、自分で選択したことなんだ
自分の過去を棚卸していくと
何度も何度も挫折し、失敗して、
それを世のせい、組織のせい、人のせいにしてきたのですが、
結局それは間違いで
すべて自分が選択してきた、自分の責任としか思えないことに行き着くのです。
昔、こんなことがありました。
以前は思い出すのも、人に話すのもつらいと思っていたことなんですが、今は振り返ることができるようになりました。
それをシェアしますね。
自衛官時代、指揮幕僚課程といういわゆる「エリートコース」の学校みたいなものに合格して、入校の日、その学校の教官室に入りました。
同じく到着した学生も2人いて、3人で入校手続きをお願いしたら、教官が応対するために机の向こう側に出てきました。
すると、いきなり、その教官が
高山、お前はクサいんだよぉっっ!
と怒鳴りつけてきたのです。(初対面です
)
あまりの驚きとよく分からなかったので
どういうことですか?と聞き返したのですが、
再び、
高山、お前はクサいって言ってるんだよぉっっ!
と怒鳴るのです。
横にいた学生2人も唖然としていました。
今だったら直ちに懲戒処分だと思うのですが・・・
でも今は、この時何が起きたのか分かるんです。
長くなってしまいました。
またまた次回にします。
ここまで読んで頂いたあなたが、
もし、かつての私と同じように組織人としての日常、自分の人生に悩んでいるとしたら、
あせらずに、自分を見つめる時間を取ってください。
なにかしないとと焦るのをグッとこらえてください。
順番が大切です。
今は分からないかもしれないけれど、
あなたが悩みを突き抜けて、今を顧みる時、
今日読んで頂いた、この一文を思い出すことでしょう。
このブログでは
私が試行錯誤しながらも徐々に気づいていった学びが、
セカンドキャリアに悩むあなたの少しでもお役に立てばと
書いていきます。
どうぞよろしくお願いします!
