同情の余地なし | Life Essence(Care diary)

Life Essence(Care diary)

何かおかしい。。。
そう思い始めてから半年後、
アルツハイマー初期と診断された父。
そして私は乳がん発覚。。。
認知症が発覚した当初からの、
父の日常と私の思い、
そして乳がんのことを綴った日記です。


最近の父。。。



お風呂上りに入れ歯を洗っていたようで。。。

ブラシでこする音がやたらに耳に入ります。



洗面所の鏡がすぐ汚くなります。

しぶきが渇いたような跡。

からぶきしただけでは

キレイになりません。



そりゃぁそうだ。。。


何をつけて洗っているのかは知らないけれど、

真水ではない事だけは確かなのですから。。。



先日。。。夜の事、

洗面所付近でガタガタと音がするのに気付き

見に行くと。。。



ご丁寧に中に入っているものを取りだし

床水浸しの状態で、

ペンチやらなんやら、

たいそうな工具を持ち出し

洗面所の下に体半分潜り込んでいました。




(ー_ー)!!


何してんの!?



無言です。

必死な状態が伝わってきます。



この姿を見ただけで。。。



なんか、哀れ。。。



それから5回くらい父を呼びました。



やっと、洗面所の下から出てきました。



入れ歯を洗っていたら、

ブリッジから

歯が落ちてしまったようで。。。


その歯が排水口から流れて行ってしまったらしい。。。


しかも2本。。。




あら大変!!



と、普通なら思うのでしょうが。。。



父に対しては

そんな同情の余地はありません。



ほら見たことか!!





なぜなら。。。



母が無くなる以前から

母共々、歯医者に行くように

散々行っていたにもかかわらず、

父は治療やメンテナンスに行っていないのです。



何より、

今使っている入れ歯は30年近くほったらかし、

実際は、そのころから

まともに歯医者は行っていないはず。。。


入れ歯のメンテナンスなんて皆無です。



そんな状態でありながら、

硬いものは噛めないとか、

○○は歯がアカンから食べられへんとか。。。


手を煩わす事ばかり言ってきた父です。




それに。。。


我が家の洗面所、

排水口にはヘアキャッチャーがついています。


意識的にそれを取らない限り、

歯が流れていくはずがない。


結局、父自身で、

歯を流してしまっている訳です。




まぁ、

洗面所の下で

父が何をやっていたかというと


排水口に続くパイプにあるボルトを開け、

流れた歯を回収しようとしていたというわけ。


力ずくでむやみに。。。

合いもしない工具を出してきて。。。


パイプの中にとどまっているかどうかも

定かではないのにね。。。


おそらく流れてしまっていることでしょう。




全く持って、自業自得。。。




ホンマに同情の余地なし。。。




そんな父は、



あれだけ

形相を変えて

必死になっていたにもかかわらず、



歯医者には行きません。




もう知らん!!



泣きついてきたって

私はもうあなたのお付き合いは致しません。




愛想が尽きた今日この頃。。。




そして今日の夜。。。



今日、お薬何時に飲んだ!?



朝ごはんの時や。。。



だから何時ごろ!?



昼ごはんの時やから、2時ごろ。。。



朝や言うたり、昼や言うたり。。。



明らかウソ、はったりを繰り返す父。




娘が。。。




その時間まだ、起きてへんやん!!



そやったかなぁ・・・



私が思うに。。。

多分夕方5時ごろちゃうか。。。



娘の言う事が正しいでしょう。





父は夕方5時過ぎまで、

部屋から出てきていませんからね。。。




最近、

薬のことも。。。

父に声かけする気も起らなくなってきました。

いくら声をかけても、

起きてこなけりゃ話にならないし。。。



100まで生きると言っている割には

生きていくことに投げやり。。。


身体が元気な認知症の厄介なところ。



余計な動きだけは活発なので、

もう、面倒見きれんわ。。。




そろそ次の手を考えましょ。





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