以前、ブロ友さんのアレルギーの事を書いた時
大好きだったピカケさんのブログで読んでたから
すぐにビビっと来て
サバイバー仲間のありがたさを感じつつ
同じ腫瘍でも婦人科系の方は
脱感作療法が進んでいるな~と思った
https://ameblo.jp/lieber11/entry-12314715211.html
なんで大腸のおクスリでは出来ないの
って疑問だったん
それが最近こんな記事発見
帝京大学内科学講座呼吸器・アレルギー学教授
山口先生の「魔法のような脱感作の手法」
論文紹介の連載なのだけど
アレルギーがあっても
それを大胆かつ慎重に乗り越えてしまうという
勇ましい脱感作法に関する論文
(J Allergy Clin Immunol 2008; 122: 574-580)
なんと研究方法は
12段階で徐々に抗腫瘍薬を増量するというもの
抗腫瘍薬で
アナフィラキシーなどの過敏症状を起こした経験のある患者98人に
微量から同薬を投与
12段階に分けて徐々に増量していくというもの
投与開始前にH1拮抗薬、H2拮抗薬、抗不安薬を投与
投与した抗腫瘍薬は
なんとカルボプラチン、シスプラチン、オキサリプラチン、パクリタキセル、ドキソルビシンおよびそのリポ化化合物、リツキシマブ
2008年なのに
通常の点滴液を元に1/10
1/100濃度の溶液を用意し
表1. リツキシマブ(851mg)による脱感作に用いた溶液
最も濃度の低い点滴液の微量(2mL/時)から
点滴を開始し
15分ごとに増量していった
2mL/時→5mL/時→10mL/時→20mL/時
表2. リツキシマブ(851mg)による脱感作で実施された投与法
(表1、2ともJ Allergy Clin Immunol 2008; 122: 574-580)
次は中間濃度の点滴液を用いて投与速度を15分ごとに加速
中間濃度の点滴液を投与した後は
通常濃度液に切り替えて速度を徐々に速め
最高速度である通常濃度による75mL/時投与は
15分ではなく186分間行い
最終的にリツキシマブ851mgを投与
計11回投与速度の変更を行い
投与を無事完遂することができたという
すごいデス
結果、対象に対して
抗腫瘍薬を用いた脱感作が計413回試みられ
全ての患者で十分量の投与が可能であった
対象のうち94%は
この脱感作投与を実施しても
過敏症状は全く起きないか
軽度に誘発されたのみであったという
通常の臨床現場であれば
副作用を起した薬剤を再度投与するのは避けるべき
という考え方が強い(ブログでも良く書かれてる)
副作用を起こした薬剤は避けて
別の抗腫瘍薬による治療に移りたいと
患者および医師が希望することが通常
しかし、抗腫瘍薬については
せっかく効果があった薬剤を
副作用を理由に諦めざるをえないことは
生命予後にも直結する一大事
ただし、紹介者の山口先生がかかれているように
不用意に通常投与を図ろうとすると
強烈な過敏症状が生じるはずなので
そこは勘違いしないようにとのこと
蜂に刺されても2回目が危険というように
おそらく前回の症状よりもさらに強烈になるのが普通
やっぱりアレルギーは専門医にかからないとダメ
腫瘍内科にかかっていても
紹介してもらうのが良さそうだね
山口先生が研究に関するQ&Aを公表している
Q1. あらゆる副作用に対して、この脱感作は有用なのだろうか
A. もちろん、否である。
当該の抗腫瘍薬を前回投与中
あるいは投与終了の48時間以内に生じた過敏症状が対象とされている。
脱感作法の除外基準として、48時間以降の過敏症状、
血清病反応、重症皮疹(スティーブンス・ジョンソン症候群や中毒性皮膚壊死症)が挙げられている。
Q2. 3時間ほどで通常の投与速度に持ち込むというのは急ぎ過ぎではないか
A. 結核治療薬で副作用が生じ
脱感作を行うことがあるが
この場合は比較的少量(1/10量程度)から開始して
3日ごとに増量し
10~15日程度で通常投与に持ち込む方法が一般的である。
また、アスピリン脱感作についても
1/10量ほどから開始し
数日かけて増量していく。
今回の論文内容を補足しておくと、免疫グロブリン(Ig)E依存性アナフィラキシーを起こした薬剤を用いた脱感作は、微量から開始し必ず数時間で完遂するよう急速な脱感作が行われている。誰しも薬剤がIgE依存性の副作用を起こすこと自体恐ろしく、考えたくない出来事であろうが、脱感作に限っては、IgE依存性アナフィラキシーを生じた薬剤について、最も克服経験が集積されているといえる。IgEとは無関係に生じる過敏反応に対しては、急速法と数日以上をかけて増量する緩徐法が適宜選択されるが、緩徐放が選択されることが多い。
中略
一方、減感作は体質の変化を引き起していることから
いったん実現させると
長期間の効果持続が期待できる
脱感作と減感作は異なる現象だが
名前が似ていて混同しやすいので
近年は減感作とは言わずに
アレルゲン免疫療法(allergen immunotherapy)が正式名称となっている。
※注意点
この記事は
過去にアレルギー反応を起こした原因薬を
安易に投与することを推奨するものではない。
過敏反応を起こした薬剤を
知らずに再投与することのないよう
病歴の把握と薬剤アレルギー歴の情報を
多職種間で共有することは特に重要である。
https://medical-tribune.co.jp/rensai/2018/0508513952/
明日が不安な時は
友達に会いに行こ
※自然の恵みで作っています
今後ともよろしくお願い申し上げます
新発売:リーバーアップル
食物繊維を残した混濁果汁100%1000mlボトル
機能性美容成分プロテオグリカンはコップ1杯で10㎎
無着色、無香料、保存料無添加、糖類無添加デス
使用している林檎はふじ、王林、ジョナゴールド
ホットもお勧め
リーバーアップル(Lieber Apple)りんご飲料 美容成分プロテオグリカン配合 1本(1... 1,944円 Amazon |
リーバーアップル(Lieber Apple)りんご飲料 美容成分プロテオグリカン配合 6本(1... 8,998円 Amazon |
育毛剤
髪が細く、ボリュームが出ない
前髪や頭頂、ツムジが薄い悩みに
抗がん剤投与中は,血行促進は避けた方が良いので
刺激の強いものは入れずサッパリした使用感
成分はこちら
https://ameblo.jp/lieber11/entry-12336044495.html
リーバー薬用ヘアエッセンス(Lieber Hair Essence) 4,320円 Amazon |
メラニンを排出して、お肌を明るく
より高保湿を求める方に
プロテオグリカンだけでは無く
林檎果実などの食べられる保湿成分を配合
リーバーローションあおもり(Lieber Lotion Aomori)プロテオグリカン配合ミスト 4,104円 Amazon |
ペリーラは楽天は価格据え置き中
アマゾンではプライム会員の方は送料無料
1本、2本セット、少しお得な6本セットあり
ペリーラamazon販売分少々値上げしました
6本セットは以前とほぼ同じで
7,542円
↓
リーバーペリーラ(Lieber Perilla)赤しそ飲料 美容成分プロテオグリカン配合 6本... 7,800円 Amazon |
Lieber Milk(リーバーミルク)プロテオグリカン、エラグ酸配合オールインワン 4,104円 Amazon |
Lieber Lotion(リーバーローション)プロテオグリカン配合ミスト 3,888円 Amazon |
セット割り
価格: ¥ 7,590
初めての方へ、商品の説明はこちらです↓
http://ameblo.jp/lieber11/entry-12266151643.html
http://ameblo.jp/lieber11/entry-12266605216.html
http://ameblo.jp/lieber11/entry-12266714470.html
http://ameblo.jp/lieber11/entry-12275397694.html
お手入れのヒント
https://ameblo.jp/lieber11/entry-12326389358.html
楽天でも取り扱い開始しました