昨夜は「第九」フラッシュモブの、
折り返しとなる第三回目の練習でした。


練習会場が東京都内だったり埼玉県内だったり、次回は千葉県内だったりと点々としているのに、毎回ご足労くださる参加者の皆様。


本当に素晴らしい!
そして、ありがたい!!


第三回目ということで、今回は基礎固め。
まずは発声。よくある音階をずらしていきながら声出しをしていく練習ではなく、自在に即興のメロディを復唱しなから柔らかい筋肉で歌っていきます。
それからじっくりとドイツ語の練習と解釈。


そして、まずはいきなり全部を通してみました。

もちろんベートーヴェンが作曲した「交響曲第9番」全曲を演奏できる訳もなく、第四楽章の合唱部分の、さらに抜粋なのですが、ベートーヴェンの描こうとした精神世界をきちんと自分の身体に宿した演奏を追求すべく、例えば「調性」について、または「拍子」について解説していきながら練習を重ねていきました。


後半は動きながら、実際の通しリハーサル。


みなさん、歌はお手のモノですが、お芝居についてはなかなか経験が少ないようで。


次回は演技のエチュードから練習をしていきます。


本番は6月2日(土)です。
奇しくも同日に↓…これは一体?(笑)
「古澤利人リサイタル2018」
〜古澤家vol.3〜
2018年6月2日(土)
13:30開場/14:00開演
東京文化会館小ホール
全席指定:4,500円

【出演】
古澤利人(バリトン)
小澤佳奈(ピアノ)
ゲスト:古澤泉(テノール)


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想像を超える歌

テーマ:
夜は混声合唱団「樹」の指導。
混声合唱版の「落葉松」(小林秀雄:作曲)を練習しています。

原作の女声版も難易度の高い、非常に純度が高い上にストイックな作品なのですが、作曲者自身の編曲による混声版もさらに煮詰められた内容になっています。



作曲者、小林秀雄先生の言葉…
これを読むだけでもビビってしまい、取り組むのを躊躇してしまう作品なのですが、「完成」まで何年かかってもいいから、目を逸らさず、逃げず、作品に向き合っていきたいと思います。


小林先生も書いている通り、全ては楽譜に表現されています。それらを一つ一つきちんと読み取り、丁寧に音にしていく。単純なようで究極の演奏法だと思います。


今日はその上で敢えて…
「古澤(指揮者)の音楽を実現しよう、と考えないでください。皆さんの人生に置き換えて、(楽譜の指示通り演奏するという前提の上で)思うままに歌ってみてください。指揮者の想像を超える演奏を目指してください。僕は皆さんの歌を拾い上げながら振ります」
という指示をして演奏していきました。


そして、まさにそんな僕の想像を超える演奏が今日は出来たと思います。


上手いかどうか、楽譜を忠実に再現できたかどうか、というのは何とも言えませんが、少なくとも楽譜に書いていない表現はしていないけど、確かにそこには「人生」が滲み出ていました。


いい演奏だった…と、僕は思います。


大人(すごく大人)の合唱団の醍醐味を味わえました。
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感情を司る横隔膜

テーマ:
今日は午後から台東区の西徳寺エコー合唱団を指導。


まず14:00から個人ボイトレ。
4人ボイトレしましたが、毎回見学にいらしてくださる団員さんも何人もいて、本当に熱心。


15:15から全体練習。
8月の台東区合唱祭の為の練習を行っています。
本番はもう一人の指導者である横山慎吾くんが指揮を振ってくれますので、僕は彼にバトンパスする前の下ごしらえを行っていきます。


早々に音取りを終えてしまったので、まだ不安な箇所を修正しつつ、当面の課題は主に声質の変革。


この数ヶ月でまるで違う合唱団のように声質が良くなったのですが、最近は特に横隔膜の使い方に言及しています。やり方は企業秘密(笑)ですが、とにかく横隔膜を意識して自力で動かす方法を徹底的に練習しています。


横隔膜は感情を司る機関。笑うときも泣くときも、まず動くのは横隔膜です。なので、横隔膜を積極的に使って歌うことで、後から感情が動いてきます。結果、とても情感豊かな音色が生まれます。


今日は「楽しい感情」「悲しい感情」を曲ごとに使い分けてもらいましたが、とても心に響く演奏になったと思います。


この調子!

「西徳寺」という信号があります。
ちなみにヒゲ伸ばし中なのでお見苦しくてすみません。



夜は池袋のスタジオで個人レッスン。
今日はお久しぶり、の生徒さんが多くて、何だか嬉しかったです。

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今朝はダウンした奥さんを寝かせたまま、長男の幼稚園送り出しと次男の子守り、そして掃除洗濯などの家事をこなしてから家を出、午後はT1projectミュージカルプロジェクト指導。


「歌ってなんだろうね。どうやって歌うべきなんだろうね」ということを一緒に考えながら曲に向きあう。


今日は、12人レッスン(見学1名、早退1名)しました。2時間半の時間内だから1人平均10分ずつだけど、お互いに聴き合いながら学び合っているし、ちょっとしたアドバイスで人が変わったように進化する子もいる。レッスン後は個々にラインに感想や得たものなどをノートさせているのだけど、皆きちんと何かを持ち帰ってくれているようです。



夜は熊谷ベーレンタール男声合唱団の指導。
現在は市内の音楽祭で演奏する予定の山田耕筰「待ちぼうけ」や、多田武彦「用水堀」を中心に練習する傍ら、少しずつレパートリーを増やすべく別の曲にも触れていっています。


今日は「古い顔」という曲を練習しました。昔の友がいなくなっていく…何とも切ない男の友情を描いた作品です。


また何年後かに第三回となる演奏会を催したらどうか、という提案も出してみました。さてさて、今後のベーレンタールにはまだまだ期待をしています。



今日はいろんなものをいただいてきました。
タケノコと食パンとオムツ…。

混声合唱団樹も再開

テーマ:
G.W.を挟みますと、いろいろお休みになる訳で、火曜日夜の混声合唱団樹も練習が1回お休みになり、2週間ぶりの練習再開となりました。


コツコツ積み上げながら練習してきた「落葉松」。


演奏してみたら、見事にふりだしに戻っておりました。おそるべし2週間のブランク!(笑)



若干焦りながらも、改めて音感の捉え方などを一からレクチャーし直して、丁寧に直していったら、何とか練習中盤で前回出来ていたところまでは立て直すことができました。


僕自身も2週間前までにどのような形で練習を積み重ねてきたのか、一からおさらいすることができましたし、これはこれで必要な過程だったのかな…と前向きに捉えております。


この曲は個人的に思い入れがあり過ぎる分、その思い入れに固執して団員さんたちを巻き込まないように…団員さんたち自身の人生体験が音として引き出してこれるような環境を作れるような指揮を振りたい、と考えています。


「落葉松」を演奏する埼玉県合唱祭の出演日が決まりました。6月9日(土)の第二部10番目だそうです。


頑張ります!

帰宅してゴジラを頭に乗せてみた、の図。
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