ジャンクの女王

ジャンク不動産(ワケ有りボロ物件)とかジャンクな車が好きで
面白ければ飼って愛でたいっていうヘンタイのタワゴトです。


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週末だから、ブログはお休みです。

 

はい、休まないで、押すのよ!


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来週、九州に帰るとブログ更新が少なくなると思われます。

なので、あのS.F.不動産小説を完結させたいと思ってるんですが。

構想が。。。。未だ、どうなるのか(今回で終われないじゃん。。。)

とりあえず、第一回第二回を読んでない人のために今までのあらすじを。

 

ケイは半年前に事故死した叔母から譲り受けた車の為に五反田駅前に高級分譲駐車場を入手。

そこで未亡人レイコと知り合う。好奇心で吉利VOLVOに乗る嫌味な男を車載A.I.「佐吉」と共に追跡。

A.I.に攻撃を受けレイコに助けられて「大神旅団」にて大家連合の捜査員になるようスカウトされる。

 

第四章 大家連合 東京支部長 大谷学

 

トレーラーの中にある、整備スペース。周りの棚には、コンピューターや診断機に各種部品とか、浴室から外した監視カメラや送信機がうず高く積んでいいる。中央スペースでは、ジャガー久保田のA.I.を調整しているSパー君。

 

 「ねえねえ、Sパーさんって、リカと会ったこと有ったっけ?」

 「ああ、ノリコさんの時に何回か整備してるじゃないか」

 「う〜ん、画像解析回路もバカなんだな、リカちゃん覚えてなぁい。」

 「そうかい。あ〜、佐吉は直撃喰らっちゃってるなあ、ちょっと記憶障害が残るけど良いか」

 「あの、吉利VOLVOって、レイコさんも最初っから追っていたのかなぁ?」

 「そうだよ、君たちが邪魔しちゃったんじゃ無いのかな」

 「あ〜、ごめんねえ。って謝れ、佐吉!」

 「そう言う責任転嫁しちゃダメだぞ、君たちは、チームなんだから」

 「それよりSパーさんって、ドSでパーだからってホント?」

 「そう言うネットの噂を信じちゃいけないよ。昔、『週間SPA』って雑誌が有ってね、愛読してたからSパになったの。ってより、リカちゃん目が良くなるように改造してあげようか?」

 「キャッ!うれしい。じゃ、頭もよくして」

 「いや、頭はこのままで良いよ。じゃ、佐吉の方を治してからね」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

サウナ室のドアの前では、何やら荷物を持った大神閣下が扉を足で叩きながら

 

 「あの、チョット開けてくれるかな、手が塞がってて」

 「うっさいな、ピザは頼んで無いよ、帰れ」

 「あ、違うの〜、だからぁ、覗きじゃ無くってぇ。お〜い、この娘じゃ通じないよ。レイコさぁん」と、涙目になってると

 「ケイちゃん。あんまりからかっちゃダメよ。大神さん泣いちゃうから。ハイどうぞ入って」扉を開けると

 「レイコさぁん。この娘って、若しかして性格悪くない?」

 「うん、だから捜査員向きでしょ?」

 

脇でニタニタ笑ってるケイは、大型ディスプレイ付き端末を触り始めている。

 

 「へ〜、これって量子テレポートを利用した通信装置なんだあ」

 「そうだよ。この部屋は電磁遮断してあるし、物理的なフローティングも施工してあるから、量子通信しか通じないんだよ、これなら盗聴もできないしね。欠点は一対一の通信だけで多人数通信ができないんだよね。だから東京支部長が必要なの」

 「え?支部長って、ただの連絡係なの!アホくさ」

 「ま、秘密厳守のためにね。他に関西地区には、神戸に『STD母ちゃん』とか名古屋に『ロボ姉御』。後、サボってばかりの京都の『O嬢』ってのも居てね。なんか、関西地区って女系家族みたいだねえ、ハハハ。

彼女達が大家業の片手間に通信伝達してくれてるんだよ。じゃ、早速、東京支部長を呼んでみるかね」

 

量子同期を確認してから、相手先を呼び出すと画面には、プロレスラーが使うような派手なマスクを被った男性の姿が。

 

 「君が、この大家連合の捜査員になる新人君かね。フッフッフ」

 「バ〜カ。遊んでんじゃねえの。だから、アホ支部長ってバカにされるんだよ」

 「ええ〜、秘密組織っぽくして見たかったんだよう。だって、支部長って仕事が連絡事項の伝達しか無いなんてツマンナイんだもん。ねえねえ、カッコ良く見えたぁ?」と覆面を脱ぐと、いたって善良そうな顔が現れた。

 「改めて、初めまして、じゃないけど。大谷学です」

 「あ、この間、ウチの店に来た、ヘンタイな、お客さまじゃん!」

 

ケイは、勤務先の五反田のケーキ屋で、バーカウンターを任されて、パティシエとしてケーキを作るかたわらに、カクテルも作ってお客の相手もしているが、先日来たヘンタイ客の顔がディスプレイに出現したので驚いて言った。

 

 「いや、あれは入社前の面接テストだから。。。。」

 「テストって、お前は、どんな事やったんだよ、このヤロウ」

 「いやぁ、彼女のところに行くから、生クリームでデコレーションしてください。ってシャツを脱いだんだけど?」

 「キャッ。大谷さんって、そんな趣味だったんですねぇ」と哀れむ視線のレイコ達。

 「いや、ねえ、どんな状況にも対応できなくっちゃ捜査員は務まらないでしょう?テストだってばあ」

 「へっ、ギンギンに冷えたソフトクリームを盛ってデコレーションしてあげたら青い顔で震え出したのは誰だろうね〜」

 「いや、その。あの、合格です。入社おめでとう。今後の指示は大神君から聞くように」唐突に通信終了の画面に。

 「あ、逃げやがったな。くそっ、来年は本部長の職を押し付けてやるからな。覚えておけよ。え〜、さて、レイコ君、捜査はどこまで進んだのだね」

 「捜査対象の吉利VOLVOは、稲城市近くの倉庫に向かったのは間違いないと思いますので、潜入計画を立てて見ます」

 「え!あの野郎って犯罪者だったの?」

 「ううん、犯罪ギリギリを狙っている企業から依頼を受けてる雇われ人よ。初仕事を入社前から取り掛かるって貴女、才能あるんじゃないの。さあ出かけるわよ。もうジャガーは治ってるはずだから」

 

サウナ室を開けて、表に出るとジャガーの前で困惑しているSパー君。

 

 「あら、もう治ったんでしょう?」

 「まぁ、論理回路も正常に。それから追加装置も。でもね、あの二人、仲が悪くって」

 

車内からは罵り声が響いてくる。

 

 「うっさいわね、佐吉なんか、さっきまで寝ていたんじゃない」 

 「イヤ、イケねえ。この車の指揮は、あっしがやらなくっちゃ、お嬢に申し訳が立たねえ」

 「あたしだって、こんな車の操作できもん。ダーッと走って、ギューって止まって、ググッと曲がれば良いんじゃない。佐吉みたいに悩まないもんね〜」

 「ダメだ。てめえみてえなお調子者に、どうこうできるもんじゃんねえ」

 

A.I.同士による操作系イニシアチブの取り合いで、音響出力を目一杯あげての車内での怒鳴り合いで、車体が震え始めている。

 

 「黙れ!いい加減にしないと手動運転に切り替えるぞ」と癇癪を起こしたケイが怒鳴って、やっと静かになると。

 「Sパーさん。手動のカットオフスイッチ取り付けてくれますか。。。」

 

結局、旅団基地からの出発は真夜中に。ちょうど良い時間になったわね、と言うレイコさんはミニに乗り込み、ジャガー久保田の助手席に乗り込んできたのは大神閣下。

 

 「なんで、こっちに乗ってくんだよ。レイコさんの隣じゃねえのかよ」

 「う〜ん、久しぶりだなぁ、この車の助手席は。ノリちゃんと一緒にあちこち出かけて、長時間を過ごした場所だからな。ここでノリちゃんと僕との愛が育まれ。。。イタァ!何も、どつかなくてもいいじゃん」

 「史実の捏造はヤメロ!妄想抜きの真実だけを話せ」

 「なんで、ノリちゃんの姪が、こんなガサツなんだろうなあ。優しいノリちゃんが恋しいよ〜」

 「あ、レイコさんが出発した、おい。行くぞ」

 

第四章 終わり

 

次回予告

第五章 高利回物件

 

あれえ、こんな調子でちゃんと終われるのか?


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未完小説にしちゃおうかなぁ。

 

 

 

 

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