6月発売【発売日未定】

荻原規子の源氏物語 つる花の結び/荻原規子/理論社


理論社の荻原規子版「源氏物語」の新作。今回は「源氏」に登場する中流階級の女性たちを描く連作のようです。


世界ショートセレクション コナン・ドイルショートセレクション 名探偵ホームズ 踊る人形/コナン・ドイル/理論社

理論社の「世界ショートセレクション」シリーズの新作はコナン・ドイル。翻訳は千葉茂樹です。


本屋さんのルビねこ/野中柊/理論社

「ひな菊とペパーミント」の野中柊による、本屋の看板猫を主人公にしたファンタジーが理論社から。シリーズになるようです。挿絵は「赤い実かがやく」で野中柊と組んでいる松本圭以子。



6月29日発売

星空の16進数星空の16進数
1,620円
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「少女は夜を綴らない」の逸木裕による、もと誘拐事件被害者の高校生を主人公にした青春ミステリのようです。KADOKAWAから



フィリップ・フーズのYAノンフィクション「The Boy Who Challenged Hitler」が「ナチスに挑戦した少年たち」の邦題で小学館から。ナチスに抵抗したデンマークの少年グループ「チャーチル・クラブ」を描く2015年の作品。翻訳は金原瑞人。
2015年ボストングローブ・ホーンブック賞ノンフィクション部門オナー、2016年YALSAノンフィクション賞ノミネート、2016年ロバート・F・サイバート賞オナーと高い評価を受けています。



アメリカの新人ポール・モージャー(Paul Mosier)の2017年のデビュー作「Train I Ride」が「あたしが乗った列車は進む」の邦題で鈴木出版から。
母親をドラッグの過剰摂取で亡くして親戚の家に向かう12歳のヒロインの列車旅を描く児童文学。翻訳は「メディエータ」シリーズの代田亜香子。



「川床にえくぼが三つ」のにしがきようこの新作が小学館から。ある事情で人が苦手な少年がおじさんの山小屋で過ごす夏休みを描く成長物語のようです。




カーカス賞、ローカス賞YA部門、アンドレ・ノートン賞候補とYAファンタジー「Shadowshaper」シリーズで高い評価を受けているアメリカの作家ダニエル・ホセ・オルダーが日本初上陸。出世作「Shadowshaper」…ではなく、若き日のハン・ソロを描く「スターウォーズ」のスピンオフ小説「スター・ウォーズ ラスト・ショット」での上陸です。いずれオリジナル作品も訳されるといいな。
翻訳はスターウォーズものをよく手がけている来安めぐみ。ヴィレッジブックスから。


6月26日発売

ヤイレスーホヤイレスーホ
1,512円
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「天山の巫女ソニン」の菅野雪虫によるアイヌ神話ものファンタジー「チポロ」の続編が講談社から。



学研のヒットシリーズ「5分後」シリーズの新作はこんなタイトルになりました。執筆者は菅原そうたという新しい方です。



6月25日発売


2000年代から活動しているイタリアの作家ファブリッツォ・シレイ(Fabrizio Silei)の2017年発表の児童書「L'università di Tuttomio」が「よくばり学園」の邦題で講談社から。拝金主義の大人たちに支配された学園と天真爛漫少年が対決する話だそうです。翻訳はYA作家の佐藤まどかです。



6月22日発売


12年前にスタートしたニート青年とツンデレ美少女仙人の恋と冒険を描く仁木英之の中華ファンタジー「僕僕先生」がついに完結。新潮社から。



6月21日発売


はやみねかおるの野球少年を主人公にした青春ものが講談社青い鳥文庫から。過去に同社のYAレーベルYA!ENTERTAINMENTの「YA!アンソロジー」シリーズに収録された作品とタイトルが同じです。



迫害の中で生きる魔導士たちを描く佐藤さくらの異世界ファンタジー連作「魔導」シリーズの完結編。東京創元社から。


未来製作所未来製作所
1,404円
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田丸雅智、太田忠司、北野勇作などの人気作家たちが共演するショートショートアンソロジーが幻冬舎から。



6月20日発売


佐藤多佳子の児童書SFファンタジー「シロガラス」の2015年以来となる新刊の5巻目。偕成社から。


カラヴァル2カラヴァル2
1,944円
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本屋大賞受賞で話題のベストセラーYAファンタジー「カラヴァル」の2巻目がキノブックスから。



高橋源一郎初の児童文学。夏休みを謎めいた田舎の館で過ごす小学生女子を描く物語のようです。朝日新聞出版から。



6月19日発売


図書館を舞台にした「ルドルフとイッパイアッテナ」の斉藤洋による幻想短編集「アリスのうさぎ」の続編のようです。偕成社から。


地図を広げて地図を広げて
1,620円
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「そのぬくもりは消えない」の岩瀬成子の新作が偕成社から。母が亡くなって、離れていた弟と暮らすことになった女の子?が主人公の作品のようです。



6月18日発売


NASAの女性計算手たちの歴史を描く、アメリカのサイエンスライター・ナタリア・ホルトのノンフィクション「Rise of Rocket Girls」が「ロケットガールの誕生」の邦題で地人書館から。翻訳はサイエンスライター秋山文野。
スクール・ライブラリー・ジャーナル2016年ティーンにお薦めの一般書リスト選出作品。



小手鞠るいの新作は原爆についてディベートするアメリカの高校生たちを描くYAのようです。偕成社から。