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こんにちは、リブラです。
今回「カリスマが使うコミュニケーション術」についてお話します。
「カリスマ」と言われる人々は、当然ながら一般大衆からたくさんの支持をうけ、注目されて、その発言を広く発信できる存在です。
いったいどんなコミュニケーションのマジックを使って、多くの人々の関心を惹きつけいるのでしょうか?
アメリカの大統領クラスの人や有名人は、專門のスタイリストがちゃんと見栄えを良くし、スピーチの專門家が伝わる文面に整え、ご本人が情熱的に身振り手振りを交えて演説するので、「視覚」(見た目)的にも、「聴覚」(言葉と音声)的にも、「体感覚」(情感や共感を誘うパフォーマンス)的にも、万篇なく3つのタイプが組み込まれているといいます。
こういうカリスマたちは、普段、1対1で接するときも、人を引き込むコミュニケーション術を意識的に使っていると、ロビンス氏はいいます。
それが3つの武器と呼ばれる、NLPの「ミラーリング」「ペーシング」「リーディング」です。
ふつう、わたしたちも人と合わせるための行動を無意識にとっているのですが、カリスマと言われる人気者たちは意識的に、効果的に使ってファンを増やし続けているようです。
「ミラーリング」は相手を意識的にさりげなく真似て、相手と同じ行動をし、同調していることを意思表示します。相手と身につけているものが同じようならそれを話題にし、相手が足を組んだら、同じように自分も組んだり、相手と注文するものを同じにしたりします。
「ミラーリング」は相手の警戒心を外すのです。少なくとも「敵」ではないと相手に知らせるのです。
「ペーシング」はスピードやテンポを合わせます。
「リーディング」はその「ペーシング」で合わせたペースを少しずつ、自身の方へ誘導し、最後はこちらのペースに相手が合わせる形に持っていきます。
「ペーシング」と「リーディング」は怒っている人や、パニックになっている人を落ち着かせるのに効果があります。
ロビンス氏もこの本の中で「待たせて怒らせてしまったクライアント」に「ミラーリング」で座り方、身振りのクセを真似、「ペーシング」で呼吸と早口でしゃべるペースに同調し、少し信頼関係がでてきたなというところで、しゃべる速度を徐々に自分のペースに戻して「リーデンィグ」したら、今度は相手の方がロビンス氏のペースに合わせて話し、座り方も真似してきたということです。
もちろん、最高の信頼関係も構築されて、長年の親友のように楽しい時間を過ごせたそうです。
わたしも、胃カメラの介助につくとき、パニックになってしまった患者さんの背中を軽くタッピングして、落ち着いてきたらだんだんペースを落とすようにゆっくりタッピングすると、パニックが治まる場面に何度も遭遇しています。
わたしたちは無意識に「ミラーリング」「ペーシング」「リーディング」を使っていますが、カリスマたちは意識的に人間関係に使っているところが大きな違いです。
でも、もし、意識的にコミュニケーションに使うなら、くれぐれも「嘘をつかない」ことに注意してください。
警戒心を外させ、信頼という絆を築いて言ったことと違うことをすると、相手は2度とあなたのことを信頼してはくれないでしょう。
カリスマと呼ばれる人たちが、ふだんの発言と違うことをしただけで激しくバッシングを受けるのは、どこかに共感した接点があって(ミラーリングして)、自分に同調するよう発信(ペーシング)し、熱狂させて(リーディング)おきながら(信頼構築させておきながら)、それを裏切ったというふうにファンは無意識に感じて怒りが出てくるのです。
次回は、「戦わずして勝つ言葉の魔力」についてお話します
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本日のエイブラハムの言葉
いつでも限りない幸せの流れがあり、あなたが手に入れられるあらゆる種類のものがふんだんにあります。
しかし、あなたはそれらのものを受け取ることに同調しなければ、受け取れません。
それらに抵抗しながら、受け取るのは不可能なのです。
現在の自分自身を、強力な幸せの流れの受益者とみなしてください。
自分はこの強力な流れの恩寵に浴していると想像するのです。
自分自身をこの限りない流れの最前線の受益者とみなす努力をし、笑いながら、自分にその価値があることを受け入れてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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