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馬具ショップLIBERTEの店長ブログ|最新入荷情報や馬についての豆知識や情報をアップします!

◆乗馬とは

乗馬とは人が馬に乗って行うスポーツです。人と生き物が一緒に行うスポーツは他にはありません。広い自然の中で走ったり、跳んだりする馬の本能を利用して人馬一体で楽しみます。

大きな生き物が相手なので100%の安全を言い切ることはできませんが、馬の性質や習性等をしっかり理解し、愛情を持って馬に接することで、子供からご年配の方まで体格や体力に関係なくたくさんの人が楽しむことができます。

◆それぞれの目的にあった楽しみ方

練習をすれば必ず自由自在に馬を動かすことができ、野外を散歩したり、走ったり、障害を飛んだり、いろいろな楽しみ方ができます。言葉では伝わらない自分の意思をどう伝えていくか試行錯誤していくことで人と馬との信頼関係が築かれていきます。乗馬は技術も身に着けなければなりませんが、それ以上に人と馬との信頼関係やコミュニケーションも大切なのです。

さらに楽しみながら練習をしていくことによって競技会へ参加することもできるようになります。主に馬術競技には障害馬術、馬場馬術、総合馬術等があります。

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勉強がてら、馬について改めて調べてまとめようと思います。

◆馬とはどんな動物か

古くから人と深いかかわりのあった動物です。馬の体型はもともと進化の過程で環境に適応するために形づくられてきましたが、人の手が加わり始めさまざまな用途で活躍する馬が増えました。そのためいろんな大きさの馬・ポニーがいて、数えきれないほどの品種が存在します。

◆優れた感覚機能

馬はとても優れた感覚機能をもっています。鋭い嗅覚で自分の群れの仲間を識別したり、ほぼ全周を見わたせる位置に目があったり、どの方向からくる音でもとらえることのできる耳をもっていたり、未だ説明のつかないような第6の感覚ももっているともいわれています。その感覚機能の多くは自己防衛のためのもので、馬は危険だと感じる異様なもの(人間にしてみればなんでもないものの場合もある)に対して、明らかな回避反応を示し、危険を感じた時は興奮して本能的に逃走しようとします。

◆起源と進化

馬の起源は今からおよそ6千年前の始新世までさかのぼることができます。1867年、アメリカ南部の始新世の地層から馬のもっとも古い祖先と認められることになった動物の完全な骨格を発見しました。それをエオヒップスといいます。エオヒップスは今の馬と形は似ているものの、前肢には4本の指があり体高(地面からき甲の高さ)は約36cmほどしかなかったといわれています。しかし、エオヒップスの仲間にはさまざまなタイプが存在していて、最小のもので体高25cmほどのものから、中新世後期にはメガヒップスというマンモスくらいの大きさの種も出現したそうです。

環境の変化の結果、ウマ科動物の四肢は何百年ものあいだにそれぞれ1本の蹄をもつようになっていきました。住む場所が森林や湿地帯から、土の硬いサバンナや平原に変わっていくとともに指の数は減少しました。現在の馬の蹄は人間でいう中指で、真ん中の指に最も体重がかかっていく中でほかの指が退化していったそうです。

◆家畜化

馬は今から5千年~6千年前の石器時代末にユーラシア大陸で家畜化されたといわれています。草原地帯に住む遊牧民はおそらくその時すでにヒツジやヤギやトナカイを家畜として飼育していました。それらの動物が馬に変わっていったのは過酷な環境ともいえる草原に、ほかの動物よりも適応している定住性の強い動物だったためです。はじめは食用だったり衣服やテントに加工されることが多かったのですが、馬の人懐こい性格からやがて荷物を運んだりするための動物として利用されることになりました。そして自然の成り行きとして男性も女性も馬に乗るようになり、遊牧の作業を助ける動物として活躍しました。

歴史時代の始まりのころの馬はまだ小さかったそうです。その後の農業革命により、馬を多く買う余裕が出てきた人間は用途に合わせてより大きな馬、力の強い馬、足の速い馬をつくりだすようになっていきました。世界的に馬は戦争や交通運輸のために用いられることが基本で、馬はきわめて贅沢な動物とみなされていたので農耕やほかの使役用には用いられることが少なかったのです。

馬は人間に機動力をもたらし、それが市民社会を生みだし拡大させる要因となりました。

人は目的を果たすために、パートナーである馬に過酷な生活をさせたり、戦場で負傷を負わせ、死に至らしめたこともありました。そういった歴史を重ねることで人間は動物たちに敬意を持ち、知らず知らずのうちにその恩に感謝をささげてきました。

◆今日の馬と人

今日では馬は農耕用の使役馬として使われることはめったになくなりましたが、経済活動に不可欠な存在として馬と生活をしている地域も一部あるそうです。
他にも軍隊の式典用に馬に乗ったり、世界各国の警察でも馬に乗った騎馬警察が活躍しています。

現在の人間と馬の関係はスポーツやレクリエーションにまで広がり、どこの国でも馬とともに休暇が過ごせるような社会になりました。日本では日常生活の中で馬に乗ることはありませんが、娯楽として人々の心を躍らせる競馬や、地方の観光、健康維持や趣味のための乗馬を通じて馬と触れ合うことができます。最近では心のケアのひとつとしてホースセラピーも注目されてきました。

一般的にわたしたちが直接馬と触れ合って楽しむ主流は乗馬です。趣味として楽しむ乗馬もあれば、競技会に参加したりスポーツとしての乗馬もあります。まだまだ日本では馴染みの少ない乗馬ですが、みなさまが思っているよりも意外と壁はなく、老若男女どなたでも気軽にはじめることができます。他にはない、馬と一緒に何かを成し遂げる事や馬とのコミュニケーションは何よりも価値のある時間になるはずです。もっともっと日本のみなさんにも馬との時間を楽しんでもらいたいと願っています。

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このたび、LIBERTEという馬具ショップをはじめます(・ω・)/

はじまったばかりでこれからどうなるかわかりませんが、のんびりやっていきたいと思うのでどうぞよろしくお願いします!

馬術選手のみなさんや、乗馬が趣味のみなさん、馬に興味があるみなさんの馬ライフをもっともっとハッピーにできるなにかがお届けできたらな~と思ってます。

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