「ワークトップの素材選び」再び。
来週開催予定の
リブコンキッチンオーナー様交流会では
キッチンカウンター(ワークトップ)のお手入れについて
少しお話を~と思っています。
先日「書く」お仕事でお伝えしたように
ただいま【HOME KITCHENS】を
チラチラと読み返しているのですが
タイムリーなことに
以前、出版のときに私が
ワークトップの選び方について書いた
コラムがあり
「そうそう、そういうことよね」
と思ったので
ずいぶん前(7年前?)のものではありますが、
あらためまして
ブログでシェアさせていただきますね。
【ワークトップの素材選び】
扉、箱の中、レール、ワークトップ・・・
キッチンにはいろいろな部位があり、
それぞれにたくさんの素材があります。
そしてこの素材選びが
キッチン全体のデザインや使い勝手を
大きく左右することに。
特にワークトップは
油や水、食材などが
直接触れるところだし
目に入ってくる面積も大きいので
インテリアへの影響も大きく
その素材選びは苦労するところ。
そこで
ワークトップの素材選びについて
おすすめの方法をご紹介します。
以前、こんなメールが来たことがあります。
「天板(ワークトップ)を
人工大理石にするか
ステンレスにするか石にするか・・・
すごーく迷っています。
ステンレスは掃除が楽そうだけど
ちょっと冷たい感じがするし
人工大理石もお手入れが楽そうで
使っているお家も多くて安心だけど
テイストが好きじゃなくて・・・
石がすごく好きだけど
汚れるんじゃないか、
油がベタつくんじゃないか、と心配で・・・」
ずいぶん悩んでいらっしゃるようでしたが
私のアドバイスは即答でした。
「『石がすごく好き』なのであれば、ぜひ石を」
素材には全て一長一短があります。
厚みのあるステンレスは重厚感があり
熱いものも直接置けるという長所の一方
傷がつきやすいし
カルキ跡などはなかなか落ちない。
人工大理石は色・柄が豊富で
傷や汚れもつきにくいのですが
熱いお鍋が置けないし
長年のうちに黄ばんできます。
石はもちろん、汚れが染みやすい。
タイルは熱、汚れには強いけど
「目地の汚れ」がもれなくついてきます。
どんな素材でも欠点があって
キッチンを使い始めると同時に
その欠点たちとの「おつきあい」が始まります。
汚れ、傷、黄ばみ、割れ・・・
おつきあい(お手入れ)は
これから先ずっと続きます。
そんなとき、
欠点消去法で選ぶと・・・
「汚れないって聞いたから選んだのに
やっぱり掃除は必要」←あたりまえ(^^;)
となりガッカリ。
毎日の、そして年に一度の掃除が
本当に苦痛となります。
反対に、
好きで選んだ素材であれば
「ホレた弱み」で
おおらかな気持ちでお手入れできるはず。
ステンレスが好きな方は
だんだん傷が気にならなくなり
カルキ汚れも
「いつもがんばってくれてるな」
という気持ちでゴシゴシできるし
タイルが好きな方は、
その可愛さにいつも癒されているから
目地の汚れも
「いい味出てきたな~」
と可愛く見える(はず)。
人工大理石を半年に一度
隅から隅まで磨いて
(↑好きじゃなきゃ出来ません~)
「新品同様によみがえってくれてスゴイ!」
と喜んでくださっているお客さまも。
せっかく好きで選んだオーダーキッチン、
ひとつひとつの素材も「好きなもの」で
一生楽しくつきあっていただきたいのです。
ぜひ、
「コレが好き!」
という素材を見つけて
楽しみながら手をかけて
あなただけのキッチンを
育てていってくださいね。
来週、ティータイム交流会に
来てくださるオーナー様のワークトップは
ステンレス、人工大理石、
クォーツストーン、天然石・・・
まさに十人十色。
いや、12名様なので12人12色!?
10年以上のオーナー様もいらっしゃれば
ごく最近の方も・・・
皆さん、ワークトップ
かわいがってくださってるかな。
お話を伺うのが楽しみです(^^)
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