「プラグマティズムの作法 藤井聡」
時間がかかりましたが、ようやく読み終えました。
コレキヨの恋文を読んで経済について多少わかった方には、是非お勧めします。
マスコミに出ている経済評論家が明らかにおかしいと言う事が、哲学の視点からもわかりますよ。
最初は読んでいて、何の事書いているのかまるでわかりませんでしたが、中盤にさしかかると面白いくらいに消化できる本です。
プラグマティズムの作法とは何なのか?
とても簡単で、自分が何かやろうと思ったときに、その理由を誰からもわかる様に明確化する事です。
そして、それが国益に反していないか?と常に考える事です。
つまり、何かしようと思うけれども迷う事ってありますよね。
そうした時にプラグマティズムの作法によってどうすれば良いかを導けば宜しいと言う事ですね。
別に迷わなくてもプラグマティズムの作法を用いる事はできます。
上記は一例を出しただけですね。
デモによって何が得られるのか?それは国益に反した事でないのか?
そう考えれば原発再稼働停止デモは、このプラグマティズムの作法にパスできるでしょうか?
これを読んでもやはり最後の結論は同じです。
私の主張が間違っていないとより一層思いました。
「民主党政権終焉が、日本再興ではない。国民がそれぞれ正しい情報を収集して鵜呑みにするのではなく、咀嚼して考えて行動する事が日本再興に繋がる。」です。
これができなければ、民主党政権が終焉しても結局日本再興はなりません。
結局民主党政権は、日本国民が誕生させたと言う事を自覚しなければならないと言う事ですね。
民主党政権終焉までに、何としても総括したいですね。