いやー、今日から上映、しかも
「シネマート新宿」は今日２５日が
「シネマートデイ」で１１００円！
ということもあり、
第１回目を観てきましたよ！
映画『王の願い ハングルの始まり』
いやもうね、ほんと良かった。
観終わってから、
パンフレット買って読んで、
さらに感動が深まった。
素晴らしい風景や背景が、
セットじゃなくって
なんと本物！
それがたくさん！！
これまでカメラが入れなかった場所にも
入って撮影したシーンがあるらしい！
中には、撮影後に
世界遺産に登録されちゃって
もしかしたらもう二度と
映画の撮影なんかに
使用できないかもしれない
素晴らしい場所などもあって、
これはもう１回スクリーンで見なきゃ！
今度は背景をメインに！！
と思いましたよー！！！
表音文字に関しては、
私、大学４年間ずっと
音声学を学んでいたりしたので
かなりの思い入れがありまして（超マニア）。
やっぱり主演のソン・ガンホさんが素晴らしかったよー！
今も国民に絶大なる尊敬を集める
朝鮮第４代国王・世宗を、
ソン・ガンホさんが演じることで、重厚でありながら
その一面、ものすごく人間味あふれる存在感を
表現なさっていて。
監督・脚本の
チョ・チョルヒョンさんの言葉で、
「本当に偉大なのは、
葛藤や悩みなどの傷を克服する過程にある」
っていうのがパンフレットで紹介されているんですが、
まさにそういう感じなんです。
いろんな人たちの板挟みと、
病との格闘、孤独との戦いなどで
様々に悩み苦しみながらも、
「民に文字を授けたい！」
という一心で、
簡単で誰でも学べる表音文字を作ることに
命を懸ける世宗王の、
どこか泥臭く人間味あふれる誠実な人柄が、
ソン・ガンホさんを通して
めっちゃ伝わってきて、
何回も涙が出たわー。
そして、これが遺作となってしまった
王妃役のチョン・ミソンさん・・・。
私、すごく好きな女優さんだったので
なんとも言えない気持ちで観ましたが、
本当に素晴らしかったです・・・！（泣）
激オススメです！
ぜひ大きなスクリーンで、
素晴らしい背景とともに
楽しんでください！