いつ帰省できるか分からないので、例年以上に貴重な日本食材。
が、しかし、きな粉の賞味期限が
夏だし、暑いし、ところてんを作って、黒蜜きな粉で食べよう
父方の祖父は、大正生まれ。
ご飯を作るどころか、レンジでチンすることも、しない人でした。
買い物、食事の用意と後片付け、洗濯など…ほぼ全てのことを祖母が行っていました。
祖母が外出するとなると、母が母屋(同じ敷地内ですが別宅)に赴き、祖父のご飯を用意していました。
そんな祖父でしたが、
お正月三が日の朝はストーブの上で、切り餅を1つ1つ丁寧に焼いてくれました。
夏は海に天草を採りに行き、暑い中グツグツ煮込んで、ところてんを作ってくれました。
粉寒天を煮詰めながら、祖父のことを思い出しました。
黒蜜きな粉
しあわせ~
ねぇ、おじいちゃん。
あの夏の日…
救急車で病院に行き、診察をしてもらったら、小さな脳梗塞を既に数回やっているって言われたんだよ。
きっと体調の優れない時があったんだよね。
でも【お天道様が見ている】と、畑に出かけていたのかな。
だから、あの日は…
お天道様が、おじいちゃんを救ってくれたのかなって思う。
朝食の最中だった。おじいちゃんが一人で畑に出かける前だった。
母屋に駆けつけ、おじいちゃんを見た時、震えが止まらなった。
「Suzu、じいさん、おかしいか?」と悲しそうな顔だった。
「病院へ行こう。診てもらおう。大丈夫。良くなるよ」とは言ったけれど、不安だった。心臓がバクバクしていた。
昨日お母さんが、お盆様を送った、とメッセージしてくれた。
ブログを書きながら、涙が止まらないよ。
どうしてだろ。
【お天道様が見ている】
わかっている。
明日も、元気に過ごすよ。