私はメニューを予習していたので、どちらにしようかなぁと考えながら、彼に「何を注文するの?」と聞きました。
彼の選んだものは、私が惹かれた食事よりも100kr(1,300円弱)ほど安いものでした。どうしようと私は思いました。だって、彼のお祝いで来たのに、私の方が高いものを選ぶのは、どうしたものかと思ったのです。
「Suzuは決まったの?」と聞き返され、曖昧な返事をする私。彼は自分が食べたいものを選んでいる。いや、値段を見て、遠慮して二番目を選んでいるかもしれない。あぁ〜どうしよう
正直に、迷っていること、その理由を話すと、彼は「食べたいものを選びなさい。自分の方が高いとか気にしなくていいから」とキッパリ言ってくれました。
そして私は、好きなものを選びました
上質なrödning(イワナ)。絶妙な焼き加減で最高な味わいです。ジャガイモの茹で加減も。添えられた野菜やソースも丁寧に調理されています。本当に美味しい。シャンパンも
今回のことで私は、自分自身に対して、様々な遠慮…不要な我慢をさせてきたことに気づきました。私、ごめんね
自分のことを大切にしよう
好きなものを選ぼう欲しいものを遠慮なく選んでいこう
サンボが少しイイ男に描かれたので、白状します
この夜も、いつも通り私たちのジョイントカードで支払いました。つまり折半です。彼の誕生日祝いだったけれど、「僕がおごるから遠慮しなくていいよ」と言ってくれたら、神だったなぁ。でもね、期待はしていませんでした。スウェーデン人ですもの、おごりはありません
サンボくん、ありがとう