🚑 救急車 運ばれるのも見送るのも お年寄り 🚑 ~田んぼ道で~
出勤時の田んぼ道、
遠くのほうに、赤いライトがクルクルしています。
救急車のようです。
曲がり角のところの家の前に停車していて、
そこを通らなければ出勤できません。
具合の悪い人が救急車に乗せられて、
出発するところに出会わしてしまいました。
具合の悪い人は、おじいちゃん、
救急車につきそうのは、娘さんでしょうか、
といっても、もうご年配の方です。
そして、見送るのは、おばあちゃんとおじさんふたり、
よろしくお願いします、
と頭を下げていました。
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老々介護という言葉があります。
「介護の必要な老人を老人が看病し世話をすること」です。
老人とは、「年をとったひと、年寄り」のことですが、
「年齢が高いことを示す「高齢者」が広く使われるようになっています。」
(『大辞泉』)
厚生労働省の情報によれば、高齢者とは、
世界保健機構(WHO)では、65歳以上。
改正道路交通法では、70歳以上。
高齢者の医療の確保に関する法律では、65歳以上
さらに、前期高齢者と,75歳以上の後期高齢者と分ける。
となっており、
行政上の目的によって異なっているようです。
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救急車で運ばれる人も、それを見送る人も、
さらには、付き添う人も、高齢者になってきています。
介護は、精神力も体力も財力も時間も、
とにかく、いろいろなものが必要になり、
ほんとうに大変で、そして、大切な事柄です。
介護に際して、
決して一人で抱えて無理をしてはいけないこと、
介護のために自分の仕事を辞めてはいけないことを、
維摩会 春秋館で教えていただきました。
どこに相談していいかわからない、という場合も多いと思いますが、
まずは、
地域の役所の福祉課や、
私のところでは中学校区ごとにある、地域包括支援センターなどに行ってみるといいようです。
所在地の確認や対応時間など、
こんなときにこそ、ネット情報が大活躍してくれるはずです。