少年団とクラブチームの共存って出来ないんでしょうか?
Let's V.B.Cは、総合型地域スポーツクラブの中で誕生したので少年団ではありません。
俗に言う、「クラブチーム」チームなのですが、我々が何故この選択をしてLet's V.B.Cを立ち上げたか説明しましょう。
年々減り続けているバレーボール人口。岐阜県の場合もそうですが、小学生では男子チームが女子と比べて極端に少ないのです。女子に混じって男子が試合に出てるチームもあります。これですと、新人戦やサントリーカップなどのメジャー大会ではベンチに入ることも出来ず寂しい思いをしてるでしょう。
ならば、学校区市町村を超えその子達を一つにまとめてチームを作るには、クラブチームを選択するのが一番の方法だと思い、総合型地域スポーツクラブの協力を得て設立しました。

私と安田コーチと長年コンビを組んで、地元少年団を指導していましたが、次女の卒団と同じくして私も安田コーチも退団しました。
1年の休養を頂き、昔からの夢でした男子チーム設立の準備に入り、チーム設立と共に安田コーチにご無理を言ってスタッフとして戻って来て頂きました。

その時に確認した事

1.地元両中学に、男子バレー部の復活

2.子供とバレーボールが出来る事への感謝

3.子供を託していただけた親さんに感謝

4.お茶当番は無用。体育館の送迎が親さんにやっていただく唯一の仕事。

5.ボランティアなんてものではなく、スタッフも子供同様Let's V.B.Cの一員。

この様な事を安田コーチと確認して運営しています。

「バレー少年団に入ると親が大変だし、お金も掛かる・・・・・」
休養していた2年間に、あちらこちらでよく耳にした言葉です。
その集団にどっぷり浸っていると、この言葉の意味がわからないかも知れません。
しかし、バレーボールの底辺拡大を担う指導者にも責任があるのではないでしょうか?

我々の理念は理想かもしれませんが、理想は追い求めなければその理想には近づけないのではないでしょうか?理想だから・・・・で終わる人間になりたくないし、そんな大人にLet's V.B.Cの子供はなって欲しくはありません。