≪開催概要≫
大会名称:SEV杯 Let'sレン耐筑波 真夏の6時間耐久
日時:7月28日(日)
場所:茨城県 筑波サーキットコース1000
天候:くもりのち晴れ
コース状況:ドライ
気温:29.8度
路面温度:55度

≪開催クラス≫

<6時間耐久>
グロムカップクラス   8台
グロム125クラス     9台
エイプ100クラス     5台

計22チーム
ライダー総数 101名
観客数:400名

<レポート>
運良く台風6号による影響を免れた7月最終日曜日の筑波サーキット。真夏の暑さのなか、6時間の長丁場を戦った。

今回のレースは、グロムカップクラス8台、グロムクラス9台、エイプクラス5台の計22台で実施。
朝のブリーフィングが始まるまではあいにくの雨となっていたが、そこから天候は急速に回復。
決勝は10:04にル・マン式でスタートとなった。

各クラスとも序盤からハイスピードのバトルとなり、そのなかでカップクラスの#73「TEAM蜻蛉エボリューション」がまずは総合トップに。
その後を#78「■TeamYSR」といったマシン性能に優れるカップクラスのライバルたちが間髪入れずに続く展開となる。
グロムクラスは、そんなカップクラスに食らいついていこうとする#7「なべさんと愉快な仲間」を筆頭に、#3「お主も悪よのう越後屋&悪代官」、#1「TEAM鳳1」といった面々が上位に。
エイプクラスは常連の#42「ミサイル芝刈り機」がクラストップを走る。
1時間を経過した時点では、カップクラスが#73=75周、#78=74周、#77「獣」=73周。グロムクラスが#7=72周、#3=70周、#1=70周。エイプクラスが#42=68周、#44「ミックマック2輪部」=66周、#45「ちゃにっく2輪部」=64周の順。


開始1時間が過ぎ、スタート前に30℃目前だった気温は当然のごとくその値を軽く突破。
しかし、レースはまだ序盤となおも各チームのハイペースの争いは続く。
総合トップは#78が奪うも、#73が激しく追撃。一進一退の攻防となっていく。
グロムクラスは#7が豪快に飛ばし、総合4番手まで上がってクラストップにつけるも、#1も負けじとこれを逆転することに成功する。
エイプクラスも#42のクラストップが続くが、2番手には#43「エンジョイレーシング」が一時浮上して#43と争い合う。
2時間を経過した時点では、カップクラスが#78=148周、#73=146周、#75「WILD☆OPEN」=142周。グロムクラスが#1=140周、#7=140周、#5「team
MACAU」=137周。エイプクラスが#42=131周、#45=127周、#43=123周の順。


どのクラスも序盤からの大量リードを許さない展開となった今回のレース。
かなりの気温とグロムカップクラスに吊られたハイペースでガソリン消費は予想以上の様子で、3時間目に入る頃から早くもガソリンに不安を覚えだすチームも。
満タン給油でガス欠のないカップクラスと同ペースで走ることはできないと分かりながらも、ついついアクセルを全開にしてしまうのがライダーの性か。
したがって、この時間帯で各車に対して規定給油が行われることになる。
2時間半を過ぎたあたりで全車への給油が完了。しかし、残りはまだ3時間半もあるうえ、グロムクラスとエイプクラスへの給油は満タンではない。
そんななかレースは相変わらずトップ勢が激しい接近戦を続けるかたちで進んでいった。
3時間を経過した時点では、カップクラスが#78=221周、#73=221周、#75=215周。グロムクラスが#1=207周、#7=206周、#4「Aroundo
50's」=206周。エイプクラスが#42=195周、#45=189周、#44=183周の順。


レースはようやく半分消化。
ここまで来ても総合トップを走る#73と#78はなおも同一周回で鎬を削り合う。
グロムクラスも#1と#7は手を緩めることが許されず、クラストップの座が目まぐるしく入れ替わる。
そして、唯一、少し余裕ができてきたかに見えたエイプクラストップの#42は、この時間帯の終盤にまさかの転倒。代わって#45がクラストップとなる。
また、ここに至るまで転倒によるFCYも数回掲示されてきたが、いずれも落下物回収程度で大きな混乱もなくレースは進行している
4時間を経過した時点では、カップクラスが#73=295周、#78=295周、#75=289周。グロムクラスが#1=276周、#7=274周、#3=273周。エイプクラスが#45=257周、#43=248周、#42=248周の順。


真夏の暑さにもまったく疲れを見せないライダーたち。
さすがにガス欠の心配がないカップクラスは、3番手に8周ほどの差を付ける#78と#73に優勝争いは絞られてきたかたちとなるものの、
グロムクラスに至っては上位5台がかなりの接近状態。ミニゲームやガス欠で簡単に順位が入れ替わるまったく先の読めない展開になってきた。
そして、なんとゴールまでまだ95分を残してまずは#5がガス欠によるペナルティ給油をゴール後に受けることが確定。
続いてトップ争いをしていた#1も残り85分にしてガス欠ペナルティ確定となってしまう。
エイプクラスも#44がガス欠だ。
少しも手を緩められない接近周回数に加えて、残りの1時間を前にしてガス欠サバイバル戦という難しい展開となっていった。
5時間を経過した時点では、カップクラスが#78=367周、#73=367周、#75=359周。グロムクラスが#1=343周、#7=340周、#4=340周。エイプクラスが#45=313周、#42=312周、#43=309周の順。


最後の1時間は、#7と#4ら残りのグロムクラスにも次々とガス欠が発生。
タイムボード上の順位から最終リザルトはまったく読めない状況となっていく。
そんななか、総合トップを争う#78と#73のカップクラス2台は、最後の最後まで激しい闘いが続いていった。
が、最後に来て#78が1周ほどであるが、わずかにリード。
エイプクラスは#42が先の転倒から必死に追い上げてトップを奪い返そうとするが、#45も最後の走りに懸ける。
そして、レースは6時間が過ぎた16:04に終了。
カップクラスは#78が1周差で逃げ切り、嬉しい優勝。エイプクラスも#45が2周差で追撃を振り切った。
そして注目のグロムクラスは、ガス欠や追い越し禁止などのペナルティを集計した結果、なんと5時間半時点でクラス6番手だったもののガス欠せずに完走を果たした#2「TEAM鳳2」が勝つことになった。


正式結果は以下のとおりです。

<グロムカップクラス>
1位 #78「■TeamYSR」              442周
2位 #73「TEAM蜻蛉エボリューション」      441周
3位 #75「WILD☆OPEN」             431周

<グロム125クラス>
1位 #2「TEAM鳳2」               379周
2位 #4「Aroundo 50's」             364周
3位 #8「Team SEKINE」             360周

<エイプ100クラス>
1位 #45「ちゃにっく2輪部」           380周
2位 #42「ミサイル芝刈り機」          378周
3位 #43「エンジョイレーシング」        372周

<人生初レースクラス>
1位 #2「TEAM鳳2」
2位 #4「Aroundo 50's」
3位 #3「お主も悪よのう 越後屋&悪代官」


<特別賞>
特別賞は、マカオから来てレースを楽しんでくれた#5「team MACAU」の皆さんに贈られました。