≪開催概要≫
大会名称:RS TAICHI杯Let'sレン耐近スポ5時間耐久
日時:7月22日(日)
場所:京都府 近畿スポーツランド
天候:くもりときどき晴れ
コース状況:ドライ
気温:29.4度

≪開催クラス≫

<3時間耐久>
グロム125クラス     10台
エイプ100クラス     9台

計19チーム
ライダー総数 88名
観客総数 300名


<レポート>
7月後半に入っても、なかなか好天に恵まれない日本列島。
だが、近畿スポーツランドで開催された今回のレースは、奇跡的に梅雨の合間を縫ってドライコンディションに恵まれ、19チームのべ88人のライダーが5時間の長丁場を戦い抜いた。
エントラントには、大会スポンサーであるRSタイチのレーシングサービス担当の藤本氏が親子で名を連ねる#10「チームRSタイチ」や、元WGPライダーの井形ともさんをはじめ女性だけのチームとなる#3「マリ輪クラブレーシングサークル」、それに第1回鈴鹿4耐で堀ひろ子選手と組みポールシッターとなった腰山峰子選手もJ・Trip代表の森賢哉選手らと#9「ケンちゃんと愉快な仲間たち」として参戦してくれた。

今回のレースは、グロムクラス10台、エイプクラス9台の計19台で実施。
決勝は9:45にル・マン式でスタートとなる。

オープニングラップを制したのは、#3「マリ輪クラブレーシングサークル」。以下#8「コイきんスばねファクトリー」、#6「Teamうさカメ!」、#1「Team HZRC A」と続く。
レースは序盤から波乱含みでコース各所で転倒が続発。
開始30分で9台が転倒チェックのために、不本意なピットインを余儀なくされてしまう。
好スタートを決めていた#6もその中の1台だ。
そんななか、やがて#8がトップに浮上。さらに#10「チームRSタイチ」に入れ替わっていく。
1時間を経過した時点では、グロムクラスが#10=65周、#8=64周、#1=63周。エイプクラスが#48「スケッチブックレーシングA」=62周、#43「妹子パトロール隊」=61周、#41「SST48」=60周の順。


転倒もやや落ち着いてきた2時間目。
天候は時おり太陽も顔を出すようになっていき、気温とともにレースはヒートアップ。
トップ争いは#10と#8がなおも鎬を削る。
ここに、ぐんぐんとペースを上げてきた持ち込みグロムの#9が3番手に浮上。
トップ2台を伺う位置に詰め寄っていく。
エイプクラスもそれぞれライバルに差を付けることを許さない接戦状態だ。
2時間を経過した時点では、グロムクラスが#8=128周、#10=128周、#9=126周。エイプクラスが#48=122周、#41=122周、#43=121周の順。


レースは折返しを過ぎた3時間め。
各ライダーには、これでもう最後まで給油はなしとの説明をしながら、グロムに1L、エイプに2Lずつの規定給油が行われる。
しかし、ライダーたちは手を休める様子はあまりない。
グロムクラスは#8と#10が相変わらず順位を前後させながらトップ争いを演じ、3番手争いを#1と#9が争う展開。
エイプクラスは#48が3周ほどのリードを奪い、それを#43と#41が引き続き追う。
3時間を経過した時点では、グロムクラスが#8=192周、#10=191周、#1=186周。エイプクラスが#48=183周、#43=180周、#41=180周の順。


レースは終盤に入り、天候は波乱を告げるようにまたもや曇りに。
この頃になると、ガソリン残量を甘く見ていたチームに早くも赤信号の気配が。
いきおい燃費走行に切り替えるチームも目立ちだす。
そして疲れも見え始め、転倒も再びポチポチと発生。
それでもなおグロムの2台によるトップ争いは継続中で気を休める暇はない。そして#9も腰山選手のキレイなライディングで周回を稼いでいく。この時点で#1は3位争いから後退してしまっていた。
エイプクラスは3番手につけていた#43が後退し、代わって#44「チキチキレーシング」が浮上してくる。
4時間を経過した時点では、グロムクラスが#8=253周、#10=252周、#9=249周。エイプクラスが#48=242周、#41=240周、#44=236周の順。


最後の1時間となり、ここでさすがの#10も3番手まで後退。2番手には#9がとって代わる。
そして、5時間の長丁場ともなると、やはりガス欠でストップするチームが発生するドラマが待っていた。。
残り25分というところで、なんとトップを走る#8がガス欠で1分あたり1周、したがってマイナス25周のペナルティ給油が確定してしまう。続いて、#5、そしてエイプクラス3番手の#44もガス欠によるペナルティ給油。他のチームも軒並み苦しい戦いを強いられていく。
これでトップは4~5周のリードを築いた#9の手に。#10の方もどうやらペースアップをする余力は残っていないようだ。
一方、エイプクラスは#48と#41の差は1周ほどと際どい状態。3番手に浮上してきた#45「チーム#12」もそれからわずか1周遅れだ。
レースはゴール間近ともなると、それぞれのトップチームは完走かガス欠といった状態。
そんな中、ペナルティ給油を受けた#8だけが、優勝の目を完全に逃した鬱憤を晴らすかのように、燃費走行するライバルを尻目に全開でスコアボード上の先頭を走る。

レースは14:45。そのまま先頭を走っている#8からチェッカーフラッグが振られてレースは終了。。
しかし、もちろん最終リザルト上で#8はペナルティ減算のため順位的には後退となる。
正式結果では、グロムクラスの優勝トロフィーは後半で見事にまくり上げた#9に、エイプクラスは#48の頭上に輝くこととなった。


正式結果は以下のとおりです。

<グロム125クラス>
1位 #9「ケンちゃんと愉快な仲間たち」      313周
2位 #10「チームRSタイチ」           305周
3位 #1「Team HZRC A」             299周

<エイプ100クラス>
1位 #48「スケッチブックレーシングA」      298周
2位 #41「SST48」                297周
3位 #45「チーム#12」              296周

<人生初レースクラス>
1位 #48「スケッチブックレーシングA」
2位 #8「コイきんスばねファクトリー」
3位 #3「マリ輪クラブレーシングサークル」


<特別賞>
特別賞は、1人を除いて全員人生初レースという#42「GRAND BASE」の皆さんに贈られました。