≪開催概要≫
大会名称:SEV杯Let'sレン耐 4時間+初心者90分
日時:5月5日(日)
場所:茨城県 筑波サーキット コース1000
天候:快晴
コース状況:ドライ
気温:23.5度

≪開催クラス≫
<初心者90分>
グロム125クラス      11台
エイプ100クラス      4台

<4時間>
グロムカップクラス     10台
グロム125クラス      15台
エイプ100クラス      3台

計43チーム
参加者総数 150名
観戦者数 400名

<レポート>
今年年間5回の開催が予定されている筑波大会。その第2戦となる戦いは5月5日の子供の日に開催された。
おなじみチームブリヂストンのゲストライダーには全日本スーパーバイクの濱原颯道選手が参加。
グロムカップクラス、グロム125クラス、エイプ100クラスの3クラスによって争われる4時間耐久と、グロム125&エイプ100による初心者90分耐久の2レースに分かれ、大の大人たちが、絶好のレース日和の下、まるで子供のような陽気な笑顔で走りを楽しんだ。

<初心者90分>
エントリー台数も増えて、すっかり定着した感のある初心者90分クラスは9:25にスタート。
好スタートを決めたのはグロムクラスの#2「ミサイル芝刈り機」だが、すかさず#8「チームミキティ」が1コーナー手前で前に出るとホールショットをゲット。
初心者クラスとは思えぬ熱い火蓋が切って落とされるかたちとなった。
しかしながら、スタート後しばらくして3コーナーで#2が転倒。さらに#8も2コーナーで転倒し、それ以外のマシンも相次いで転倒が発生するという厳しい展開となっていく。
そんななかトップに立ち、順調に周回を重ねていったのがグロムクラスの#1「YASUOレーシング」だった。
開始1時間が過ぎるころになって、ようやく転倒ラッシュも減少するが、#1はかなりのリード。
これを追うのが#3「yonaレーシング」だが、こちらは規定ピット回数をどうも間違えている様子だ。
注目はエイプクラスの#41「ブラックアイスバーン」で、このグロムクラスの上位陣に迫らんという周回数位置で、クラストップを走る。
初心者クラスというだけあって、最初はピットイン時のお題にとまどっていたチームも、走りと同時にようやく慣れてきたかというところで90分が過ぎてレースは終了。
グロムクラスは#1が、エイプクラスは#41が、しっかりした走りでそれぞれ優勝を勝ち取った。



<4時間耐久>
メインレースとなる4時間耐久は午後12:00にスタート。

のっけからベテランの一角であるグロムクラス#5「TEAM蜻蛉」が転倒を喫する波乱のなか、トップ争いに踊り出てきたのは、カップクラスの#126「braveseventy's」、#17「MASSA+阿(自)+ゆもみ~」、グロムクラスの#100「チームブリヂストン」の3台。特に#100はパワーに劣るグロムクラスながら濱原選手の走りで開始30分後にはスコアボードのトップに輝く活躍を見せる。
やがて1時間を迎えようかというところで、再びトップは#126の手に。この頃からピットロードではお題渋滞が目立つようになっていた。
1時間を終えた時点での暫定結果は、グロムカップクラスが#126=76周、#17=74周、#75「ヤマキレーシング」=71周。グロム125クラスが#100=75周、#9「コルセクッチョロ」=73周、#12「CatLover Racing」=72周。エイプクラスが#41「ハムスターツーリング部」=71周、#42「ミサイル芝刈り機」=68周、#43「■TeamYSR」=64周。


レースは2時間目に入ると、#126が数周のリードを築いて逃げの態勢に入ろうとするが、#17もペースアップ。再びトップは同一周回に接近していく。
一方、燃費制限のあるグロムクラスの#100はちょっと様子見の位置となるも、それでも濱原選手のスティントでは快調に飛ばし、総合トップも狙える周回数をキープする。
今回、#126と#17以外のカップクラス勢は初心者を擁しているチームもあり、また転倒などに見舞われてグロムクラス勢より後ろの順位になるのが多数と少々波乱気味だ。
またエイプクラスは、#41が着々と順位を上げて、総合でも7番手と好位置をキープ。
そうこうしているうちに2時間目を終えようとした頃に、3コーナーでの転倒により1回目のフルイエローコーションが発生。転倒車は自力でコース復帰に成功し、ほどなくコースはグリーンになるものの、これで#126と#17の間隔は接近することとなる。そして、ついには#17がトップを奪取することとなる。
2時間を終えた時点での暫定結果は、グロムカップクラスが#17=149周、#126=149周、#15「もじゃ・もじゃ」=143周。グロム125クラスが#100=146周、#9=143周、#4「brave
seventy's」=141周。エイプクラスが#41=139周、#42=134周、#43=130周。


レースは折り返し地点を過ぎたところで、コース上ではガス欠症状を見せ始めるマシンも発生。ここでグロムクラスとエイプクラスにはピットインの際に途中給油が行われる。
これら2クラスのマシンは、給油後もレース終盤に備えて燃費を調整しながら走るようになっていくが、相変わらずいいペースを刻み続けているのが#100。ちょっと心配だ。
燃費ではグロムより厳しいエイプ勢は、さすがの#41もペースダウン。後方から巻き返してきたグロム勢や燃費の心配がいらないためカップ勢に先行させるかたちとなる。
3時間目の途中には再び3コーナーでの転倒によりフルイエローコーションが発生。
今回のレースはこの3コーナーでのアクシデントが初心者クラスから目立つのが印象的だ。
#126と#17のトップ争いはなおも続き、そしてまたもや#126が逆転するかたちとなっていく。
3時間を終えた時点での暫定結果は、グロムカップクラスが#126=224周、#17=222周、#15=212周。グロム125クラスが#100=217周、#4=211周、#12=210周。エイプクラスが#41=204周、#42=198周、#43=194周。


レースはラスト1時間を迎えたばかりのところ、追い越し禁止の思いやり区間手前で団子となった4~5台のマシンが接近。
このうち2台が接触して引っかかるかたちとなり1台がそのまま転倒。ここで今レース3回目のフルイエローコーションとなってしまう。
すでに燃費走行に切り替えているマシンと、そうでないマシンとでペース差も目立つようになっており、なかなか難しい展開だ。
そんななかトップを走る#126は#17に対して約2周ほどのアドバンテージを築くことに成功。双方、燃費のいらないカップクラスだけにペースを緩めず、その差を保ったままレースはゴールに向けて進んでいく。
レースは残り30分ともなると、かなり燃費の厳しいマシンも出てきた様子。
ついには残り20分にして、グロムクラスで#100に対して5周ほどの差で2番手につけていた#12が初のガス欠チームとなってしまう。
これで安泰かと思われた#100も、残り7分でライダーが突如立ち上がってマシンを揺らし始めだす。なんと、こちらもガス欠だ。
結局、マシンを揺らしてもタンク内のガソリンは使い切った様子で、コースサイドにマシンをストップ。そのままゴールを待つことになる。
そして16:00を迎えて4時間のレースは終了。
カップクラスの#126がそのまま#17を振り切って真っ先にチェッカーフラッグ。
グロムクラスは上位2台のまさかのガス欠による後退で、最後に逆転した#4がクラス優勝。

#126と#4は同じチームであるため、嬉しい2クラス同時制覇というかたちになった。

エイプクラスは、クレバーな走りを続けた#41が勝利をゲットした。



正式結果は以下のとおりです。

≪初心者90分≫
<グロム125クラス>
1位 #1「YASUOレーシング」         106周
2位 #6 大浦・吉野組           96周
3位 #5「チームまーさん」         93周

<エイプ100クラス>
1位 #41「ブラックアイスバーン」      99周
2位 #27「TEAM申込忘奴」          90周
3位 #43「Team K」             87周


≪4時間耐久≫
<グロムカップクラス>
1位 #126「brave seventy's」       297周
2位 #17「MASSA+阿(自)+ゆもみ~」   296周
3位 #15「もじゃ・もじゃ」        284周

<グロム125クラス>
1位 #4「brave seventy's」        280周
2位 #2「チームポンコツ野郎」       278周
3位 #100「チーム ブリヂストン」     277周

<エイプ100クラス>
1位 #41「ハムスターツーリング部」    269周
2位 #42「ミサイル芝刈り機」       263周
3位 #43「■Team YSR」          256周

<人生初レース>
1位 #10「猫八レーシング」
2位 #75「ヤマキレーシング」
3位 #6 大浦・吉野組


特別賞は、レディースチームとして活躍しつつ、今レースで唯一燃料警告灯を点滅させなかった燃費巧者の#3「マリ輪クラブレーシングサークル」の皆さんに贈られました。

※この後のLet'sレン耐は、
5月12日(日)宮城県・スポーツランドSUGO2時間、
5月26日(日)群馬県・榛名モータースポーツランド150分、
6月2日(日)千葉県・茂原ツインサーキット4時間+初心者90分が予定されています。