● 岸見一郎先生(「嫌われる勇気」著者)と語る会 Q&A【前編】

 

 
こんにちは!
東郷あやのです。


自分の人生を生きると決めてから、
こちらの本に大きな影響を受けました。


 
大ベストセラー「嫌われる勇気」著者の、
哲学者 岸見一郎先生。
 

 
岸見一郎先生と語る会
~アドラー哲学 質問の夕べ~
 

に参加してきました。
 
 
お写真は公式HPからお借りしています。
 
 
参加者と岸見先生の質疑応答で進める、
とても濃い2時間。
 
 
当日の内容を、Q &A方式で記録します。
 
 
私の解釈も含めての記録です。
ご了承くださいませ。
 

それでは、 let's go!
 

 
Q 自分は、甘やかされて育った。
   今後、どうしたら良い?
 
A 自分にしか向けてこなかった関心を、  
     他者にも向けよう。
 
 
・そもそも、
    甘やかされていない子どもはいない。
 
 
・実は、親の愛情不足より、
    愛情過多の方が問題。
 
 
・誰しも、自分のことに一番興味があるのは
    当たり前。 
 
    ただし、その興味を、他人にも向けよう。
 
 

「嫌われる勇気」から抜粋すると
この辺りだと思います。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
じぶんの人生における主人公は「わたし」
である。
 
ー中略ー 
 
しかし、「わたし」は世界の中心に
君臨しているのではない。
 
「わたし」は人生の主人公でありながら、
あくまでも共同体の一員であり、
全体の一部なのです。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
 
 
Q 職場の人間関係で、つい相手を
   ランク付けして態度を変えてしまう。
 
A それが人間。 でも、良いことではない。
   「仕事仲間」=「友達」と考えよう
 
 
〈ここで言う「友達」とは?〉
 
   友達としての関係性を維持するには、
   顔を合わせたら挨拶するなど、
   最低限のコミュニケーションがある。
 
   つまり、
 
   誰と接するときも、
   "友達でいられるレベル"の
   コミュニケーションを図ろう。
 
 
 
 
 
Q 物覚えの悪さが原因で、
    職場の上司に追い込まれ、鬱病に。
 
    これから先、自分を再教育するには
    どうしたらよい?
 
A ありのままの自分を受け入れる。
   今できることを、今やっていくしかない。
   人は、今日を生きることしかできない。
 
 
・人間には、
    ①するべきこと
    ②したいこと 
    ③できること
     この3つしかない。
 
 
・頑張りすぎる人は、人目を気にしている。
    "真剣"は⭕️だけれど、"深刻"は❌
 
 
・アドバイスには耳を傾けた方がいいが、
    その人の期待に応えようとしなくていい。
 
 
 
 
Q 子供をもつことに対する不安、葛藤。 
   子供を育てるより、
   自分を成長させたいと思ってしまう。
 
A 子育ては、貢献するとはどういうことかを
   知ることができる。
   チャンスが与えられたら、淡々と受け入れる。
   
 
・甘やかされて育った人は、
   子育てを自己犠牲と捉えがち。
   仕事と子育ては、二者択一ではない。
 
 
・育児や介護は、
「貢献する」とはどういうことかを
   学ぶチャンスともいえる。
 
 
 

 
「嫌われる勇気」に
仕事の本質は他者への貢献
という章があります。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
他者貢献とは、「わたし」を捨てて誰かに
尽くすことではなく、
 
むしろ「わたし」の価値を実感するために
こそ、なされるものなのです。
 
自己を犠牲にするものではありません。
 
ー中略ー
 
労働とは、金銭を稼ぐ手段ではありません。
 
われわれは労働によって他者貢献し、
共同体にコミットし、
 
「わたしは誰かの役に立っている」ことを
実感して、
 
ひいては自らの存在価値を
受け入れているのです。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 
Q(学校の先生からの質問)
     アドラー哲学を学び、
     原因論ではなく目的論で、 
     生徒と接することができるようになった。

  しかし、不登校児童などに対し、
    どうしても原因を家庭環境などに 
     結びつけざるをえない状況がある。
 
A たとえ原因が家庭環境にあったとしても、
 「先生」の立場としてできることは、
 「先生」の顔を見に行こうかなと生徒が
 思えるような存在であること。
   
  ・アドラーは、目的論しか考えていない
 わけではない。
 
 ただし、どれだけ原因を探して解明しても
 ほとんど意味がない。

 
・褒めることも叱ることは、相手を自分より
 下に見ているということ。
 
 褒める、叱るをせず、その人(生徒)の
 ありのままを受け入れる。
 
 
 
 
〈原因論と目的論について〉

 アドラーは、過去の「原因」ではなく
 いまの「目的」を考えます。 
 
  原因論とは  
    「現在」は「過去」の出来事によって
      決定される、という考え方
 
  目的論とは
     目的を達成するために、「現在」の感情を
     作り出している、という考え方
      
    例)
    引きこもりは
  「不安だから外に出られない」のではなく、
  「外に出たくないから、
      不安という感情を作り出している」
 

 
 
【後編】 に続きます。
 
↑会場の、キャンパスプラザ京都。駅からも近く、綺麗で快適でした。
 
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
ぜひ後編も、お読みいただけると嬉しいです。