広葉落葉樹の特徴の一つで萌芽更新(ほうがこうしん)=切っても切っても生えてくる性質を利用する。
台切り(3/2)から8月までの半年間を、約1ヶ月の間隔で生長の経過
桐は暴れると言われますが真っ直ぐに育てる方法、他の樹種に比べて格段のスピードで生長します。
2009年6月に桐のルート(実生の苗)を植樹して、約2mに生長したところで越冬。
翌2010年3月2日台切り当日、このスティックを切ります。
(3/2) 根元付近から鋸で切る。切り口が真っ直ぐだと
雨や梅雨で水が溜まると根が腐れる原因にもなるので
この後、切り口を南側に向けて斜めに切る。
(3/28)台切り後約3週間で根元に小さな芽が出てくる。
(4/18)根元から数個新しい芽が出てくる。この頃の新芽の天ぷらが美味。
(5/4)50cm 20cm位に育ったときに一番元気の良い芽を残し、
後は切ってしまう。
(6/10)約2m
(7/20)約3m
(8/20)約4m
(9/3)9月になり秋の気配になると生長が緩やかになり、役目を終えた葉っぱは
自然と落葉していく。約5m
12月初めの初霜で焼けたように茶色に変わり土の肥やしとなる。
春先、2月の終りから、3月始めの桐の根が水を吸上げ始める前に、
途中に節を作らず、真っ直ぐに伸ばすために不要な枝を落とす作業(芽欠き)を施します。
6ヶ月で0~5m(土壌や気候条件によって差異あり)
早い成長が特徴。