小鳥のさえずり | 記録と想い

記録と想い

~記憶がないということ~

解離性健忘症(全生活史健忘症)になって

夜が明けて、眠れないまま朝になりました。


僕の持っている目覚まし時計は、記憶なくす前からのもので、機械音と、小鳥の声を選べるやつで、


小鳥の声のランダム設定で そのさえずりの音で 目覚めるようになっていますが、これまでは 感じることの無かった、本物の 小鳥のさえずりが 夜明けとともに 聞こえてきて、 今は 本物の鶯の さえずりが 心地よく。



ただ、 昼夜逆転編で触れましたが、なぜか夜眠れない日々が続いています。


どこに行くわけでもなくというのであれば、 日中のどこかで 眠るので 全くの不眠症というわけではないのですが、



今は施設に通って 社会復帰のための活動をしているわけで、


アパートにきてから この状態がはじまり、 どうしたものやら。


体を疲れさせようと 施設までの往復5~6時間歩いてみたり、できそうなことをやっているのですが、どうしても


夜、豆球にして 寝ようとすると、 闇のイメージが拡がり、(めにみえているのではなく・・・)何とも言えない状態のまま夜明かし してしまいます。


事情は話してあるので、時間にこだわらず、とにかく毎日施設に行くというのをしているのですが、明るくなると 安心するというか、 ウトウトして、準備して、ちょっと 一息ついた時に 寝てしまったり。


親と暮らしているときには 無かったことで、その時は 必要な事以外は特にはなすこともなく、 母親は21時頃、父親に至っては 夕方6時過ぎたら 床に入るような状態でしたから、


昼間に話さなければ、 話すこともなく。それでも、一つ屋根の下に誰かがいるというのが  アパートに来てから一番の違いではあるのですが、



両親がどうこうよりも、 おそらく、 2008年2月から 2011年6月までの


自分の望まない形での一人だった頃を 体が 覚えていて、それが静まり返った夜という時間になると、色々な想いが でてきているのかなあ?というところに 答えが落ち着いてきています。


覚えていないので、どんな状態で、 ちび と突然 離れて、一人ぼっちで くらしていたのか?


お相手の方にも正義があったのでしょうし、その辺、僕にも何かしらあったのでしょうが このあたりは 想像もつきませんが、何があったのか? 僕の考え方では 僕に問題があったからかな?と考えれば 誰にも迷惑はかけないのかなって、そう考えるようにはしているのですが、



別の角度から見れば 縛られないで 今の事に集中していこうとも思うのですが、自分の意思と無関係に 身体が反応している現実は 自分の想像以上に


根の深いものがあるのかしら?と。


心の問題だと思うので、 一時的には 睡眠剤などを服用すれば 解決はするのかもしれませんが、


ちょっと、予想していない展開に 改めて、自分と向き合うという事をせまられているのか?そうではない 何かの 方法をとっていけばよいのか?


わからない。どうすればいいんだろ?



今の自分になって、一つ 何となく思って来たことは 新しい形での人生を歩むことで 色々なことが解決していくのではないかという事があるのですが、


これは 主治医の先生とも話したりしていて。


状況は置いておいても 自分の家族が欲しいのかなって。


まだ、ブログ上で 記事にはしていませんが、 残された携帯電話には今なら意味の分かる、 自分が 生まれ変わったら こうなりたいという内容の事が 書かれた文がありまして。今のところ、それを公開するつもりはありませんが、


そういうのを読むと、 そういうことが  自分の中で一番のぞんでいることらしいのです。平々凡々と、人としての幸せな形を当時の自分なりに 考えて書かれたそれは 記憶をなくした今も、 僕の中に 流れているのかもしれません。


経済力という言葉は 最近 意味が解ってきましたが、 大切な人と一緒に人生を歩むという事の 大切さを 無意識の中に わかっているから 身につけようと 今、 活動する原動力になっているのかなって。


虫のいい話かもしれませんが、 そんなの関係なく 僕を見初めて 一緒に生きてくださる女性でもあらわれてくれたらなあ なんて ふっと かんがえたり。


でも これまでの 中で、障害があるというだけでの世の中の扱いは 自分なりに 体験していますし、 余程の 物好きな方でもない限りは・・・


まだまだ 時間はかかるのでしょうが、 自分にできることを 頑張っていかなければ。 


あ、なんか ねむくなってきました。 肉体的には疲れているはずだから、


でも 今寝たら 施設に行けないかも。迷うところです。どこかで変えようとはしているのですが・・・



頑張っていきまっしょい!(^-^)(お気に入りの映画の一つです。)