大ちゃん、天へ逝く | うめねこと猫

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いつもありがとうございます。

 

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6月5日夕方、

愛猫、大樹が

扁平上皮癌と戦い

亡くなりました。

 

13歳でした。

 

病と闘ったあと、

お顔や体をきれいにして、

丁寧に棺に納めました。

 

花は 夫が買ってきてくれました。

花壇の花もあります。

 

 

扁平上皮癌と

宣告されてから、

4か月で 天へ逝きました。

 

戦った後のお顔を

綺麗にして、

ちょっと お見せしますと、

こんな感じです。

 

ちょっと 左ほほに

穴が開きましたが、

 

眼球も 耳も顎も、

失うことがなく、

ほぼ、いい男のまま、

亡くなりました。

 

 

前回の記事のあと、

歩くのも おぼつかなくなり、

この10日間ほど

ほぼつききりで頑張りました。

 

大樹は えらい子で、

歩ける限り、自身でおトイレに行きましたし、

お水も できるだけ

自分で 飲もうとしました。

 

一時、

スポイトで お水を与えておりましたが、

腫瘍に障り、スポイトはやめて、

ガーゼで お水を含ませておりました。

 

こくこくと、

可愛いお顔で、

飲むのでした。

 

 

左ほほには 腫瘍が破け、

穴が開き、

左サイドの 顎奥が

なくなっておりました。

 

お水を飲むと

そこから こぼれ落ちてしまうのですが、

 

うまいこと お顔を

右側に倒して、

ガーゼで 飲ませて、

それが一番 いい飲ませ方となりました。

 

出血もすごかったです。

腐敗臭も すごかったですが、

それでも 大樹は

ポジティブなまま、

病と向き合っておりました。

 

ベランダにも 何度もでまして、

患部に ハエが来るのを

私が 追い払いながら

くつろぎの時間を 取りました。

 

あまり虫がうるさいので、

もう部屋にいることにしましたが。

 

時々襲う

苦しみを 乗り越え、

 

お水を 飲みたいと

お水入れに 動こうとしたときに

お水を含ませる日々が

数日続きました。

 

あの、

おいしそうに、

こくこくと

喉をならす 大ちゃんが

忘れられません。

 

***

 

左ほほに 穴をあけて、

苦しく息をしている姿を

見た夫は、

 

安楽死はないのか?

というぐらい、

ショッキングなガンでした。

 

夫もかなり

ショックを受けたと思います。

 

安楽死も

考えておりました。

 

これ以上、ひどくなったら、、、

そう考えておりました。

 

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最後は、

何度も 襲う ひきつけなどを

乗り越えて、

逝きました。

 

扁平上皮癌は、

左目や 左耳にまで襲い掛かっておりましたが、

 

失うことなく、

天に逝くことができました。

 

生前の

美しい大ちゃんです。

 

ツルピカの、

人懐こい、甘えん坊で、

美しい子でした。

 

 

がんばったね、

大ちゃん。

 

ものすごく、

偉い子いいこだよ~!(^^)

 

 

ともに 毎晩眠っていた夫は、

涙しておりました。

 

今朝、

名古屋で有名な、

八事霊園へ

遺体を焼いてもらいに

行ってきました。

 

 

今は、

大ちゃんの

可愛い、素敵な思い出を思い出し、

懐かしんでおります。

 

 

扁平上皮癌は、

嫌な病でした。

 

その病んだ姿は、

むごいため、

皆様には

お見せしないことにします。

 

ただ、

大ちゃんの場合、

 

恐れていたほど、

ひどくは なりませんでした。

 

ですが、やはり、

これは言えます。

 

いままで、

20匹ほど、

天へ 送ってまいりましたが、

 

凄まじい 介護生活でした。

 

進むガンと、腐敗していく肉体を前に、

血まみれの日々でした。

 

 

 

私の 治療方法が

良かったかどうかは、

わかりません。

 

ですが、

大ちゃんが、

恐れていたほど

侵されることなく、

痛がる様子もほぼなく、

天に自然に行けたことは、

良かったと思います。

 

宣告を受けてから、

わずかな時間で、

まさか 自分の愛猫の

お顔に 穴が空くことになるなんて、

 

なぜ、

こんなことに?

 

そんなことも考えましたが、

分析したって

答えを探したって

もう 戦うしかなく、

 

紫外線が原因みたいですが、

日向ぼっこだって

したいですしね。

 

わたしたちは、

いや、

私の場合は、

 

大樹の QOLを考えて

私なりに 医師と相談して、

出した 戦い方でした。

 

 

 

今は 正直、

ほっとしております。

 

 

病んでいる、愛猫を見つめながら、

嫌らしいガンに侵されていく

その姿を、見守り続けることは、

非常に辛かったです。

 

書きたいことも、

伝えたいことも、

 

まだまだ あるような

そんな気もしますが、

 

この辺にしたいと思います。

 

ご心配 頂きました方々、

大樹は 戦って

天に逝きました。

 

ほめてやってください。

 

みなさま

応援を、

どうもありがとうございました。

 

戦いが 終わりました。

 

いま、大ちゃんは、

のびのびしていることでしょう。

 

大ちゃん、

頑張った。

 

偉い子だったよ。