いよいよ本日、

棚橋vsオスプレイ戦@武道館!!!


棚橋弘至選手





ウィルオスプレイ選手





前哨戦やコメント、ダ・ヴィンチ9月号のインタビュー&長文アンケートから今夜の対戦について読み解きます。


ダ・ヴィンチ9月号!

読み応えあって面白かった。

私はダ・ヴィンチに掲載された西加奈子さんと若林正恭さんのプロレス対談を読んでプロレスに興味を持ったので、ご縁ある雑誌です。




前哨戦後の棚橋さんのコメント。







オスプレイのコメント。





獅子王vs空王。


グラウンドの技を使いこなし、クラシックな闘いをする棚橋さん。

そして新日本プロレス=ライオン=獅子の長、象徴、長男、王、父、母、最後の砦。故に獅子王。

(HFFがフィニッシュ・ホールドでハイフライングスターの二つ名も持ちますが、オスプレイとの違いを見せるため敢えて。)


空中戦を得意とするオスプレイ。

重力をものともしない、異次元の動き。

空中を支配する。故に空王。


そしてこの言葉。

'ATTACK FOR THE NEXT GENERATION '





次世代たる俺が、現世代を倒す。

次の時代を担うのは俺だ。

そしてその言葉は、以前棚橋さんが使っていた言葉。


棚橋さんに対するリスペクトを感じます。


棚橋さんが頑張ってきたから、ここまで新日本プロレスは復活した。

だからもう俺たち次世代に託していいよ。


オスプレイ、正直苦手な選手でした。

類まれなる身体能力を見せつけるような、ただ自分の凄さをアピールするかのような試合ばっかりするなって思っていて。


試合中に突然ぷつっと動かなくなるのがとても自分勝手だなと思ったり。


でもダ・ヴィンチのインタビュー読んで、不安定な気持ちやさみしさを抱えてる人で、そんな弱さも内に秘めてる人で。

動けないのは心折れてる時なんだろうなぁと思ったらちょっと納得いきました。

そしてそういう境遇にいる人たちのためにも闘おうという気持ちに思わず涙してしまいました。


「自分は孤独だという想いが押し寄せて消えない」

オスプレイはインタビューでそう言っていた。


そして棚橋さんもアンケートで答えています。


「棚橋弘至は孤高の人です」


ブーイングを受けても、分かってもらえなくても、自分がやってることが新日本プロレスを再び盛り上げることなんだ、と開き直って続けた。


でも最後にこう言ってます。

「仲間、スタッフ、ファンの皆さんに支えられていました。決して孤独ではなかったです。」


そしてきっとそれは散々孤独に耐えてきたから言えることだと思うんです。

なんで誰もわかってくんないんだちくしょう...の気持ち、悔しい気持ち、悲しい気持ちをきっと何度もしてきたと思います。



オスプレイは言う。

「これはドリームマッチだ」


でもさ、ドリームマッチなんてつまんないよ。

(それは棚橋vsHARASHIMA戦で証明...あわわわ.....滝汗なんでもないです...アセアセ


ここは新日本です。

どっちが勝つか、どっちが上かを決める闘い。

それがストロングスタイル。

対戦相手と、今までの自分自身と闘って、勝つ。

そして相手より上だと、今までより成長、進化したと証明する。

勝った者が正しい。負けた者が間違っている。


そういうヒリヒリした闘いをするリングだから。


棚橋さんに代わるということは、自分がこの団体を背負うエースになるってこと。

それはリング内だけでなく、外でもメディアでもSNSでも棚橋さん以上の存在になってみんなを納得させるってことです。

それをオスプレイはどうやって実現してゆくのかな? そしてさらなる孤独に耐えられるのかな?


棚橋さんの深さ、エースたる誇り、強さ。


オスプレイのリスペクト、そして次世代の勢い。


オスプレイは、ストロングスタイルとエースの誇りがなんたるかを棚橋さんから受け取り、

棚橋さんは、オスプレイからリスペクトと次世代の勢いを受け取る試合となるのではないかと思います。


今夜の闘いが、楽しみです💪✨