心理検査結果。No1 | LENNONのブログ

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抗NMDA受容体脳炎(嗜眠性脳炎)にかかってからの闘病生活を日記をもとに
ブログを書いています。
一生寝たきりかもと宣言された次男も今は回復して家に戻り
生活も元に戻りつつあります。
多少の後遺症はあるものの今は元気になった次男の成長日記です。

今日この前行った心理検査結果を聞きに行ってきました。


頂いた結果をそのまま書き込みます。


H18・4・11(CA6歳10か月)


WISC-ⅠV  知能検査


検査日  H24・2・3


結果

1 プロフィール・・・別紙参照(語音整列実施できず、算数で代用)


全検査(FUIQ)62

言語理解(VCI)64  知覚推理(PRI)76  ワーキングメモリ(WMI)54

処理速度(PSI)78


2  所見(1)言語理解

物の名前や、「歯磨きするのはどうして?」といった具体的で身近な質問には答えることができる。


一方、言葉の意味や2つの物の共通点を説明する課題では、関連する単語を発するか

ほとんど黙っている。


困ると目で訴えたり、首をかしげることで伝えようとはする。


また、言葉だけで説明される課題への理解が困難なようで、何をどのように答えたらいいのか

わかっていないようでもある。



(2)知覚推理

言語理解に比べるとよくできていた。

どの課題もカードを用いるため本人にとって課題の理解がしやすいこと、

また指さしで表現できる課題が多い事も得点に繋がった要因と考えられる。

「絵の概念」「行列推理」「絵の完成」は絵の共通点を見つけたり、

絵で示された情報を用いて論理的に思考することが必要な課題だが、

どれも比較的よくできており筋道だてて物事を考える力はある程度蓄えられている

事が推察された。


(3)ワーキングメモリ

「数唱」では順唱はできるが、逆唱の意味が理解できない。

練習問題を活用し何度か説明を行うが言葉だけの説明では理解できないようであった。

また「語音整列」では数字は言えるものの平仮名(あ・い・う・・・・)を順に言うことが

できず実施できない(そのため評価点に「算数」を代用)

「算数」では絵を見せて指さしながら数を数える課題(10まで)等はできるが

文章題を検査者が読み上げるのを聞いて答える課題は全くできていない。