【俳句の勉強7か月(26)】青嵐(三夏)、鹿(三秋) | 大阪文学学校本科修了生・元産科ナースが書くブログ ♦動物たちの事を考えて下さる方に向けて書いています

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急に入院が決まりました。いろんな事を停止しなければならなくなりました。ひとつきほどの入院らしいです。取り急ぎご報告致します。檸檬








image/Ganref  春日大社参道《朝陽の中で》




今回は、8月7日が立秋

ということを踏まえて


5月21日の季語一つ目は「青嵐」。見たことはあっても、なかなか俳句にしにくい季語という印象。


雑誌(大暑発売、立秋号)の兼題で、先ず浮かんだのが春日大社の表参道。次に合気道の技の「表」が浮かんだ。


先ず合気道の句を詠んでみた。



表技で薙倒し行く青嵐 知微





合気道の動きと青嵐の動きを重ねて詠んだ。表技は優勢の時に使う。青嵐は常に優勢ではないかと思う。合気道家にしか詠めない句を詠みたかった。(5/23推敲した)(5/24さらに推敲した)






「きごさい」より引用






二句目、季語「鹿」で詠んだ。




表参道撃ってはならぬ鹿ばかり 知微



野生鹿の事が頭をよぎった💦💦奈良公園の鹿に何かしたら、それはもう大変な事になる。



image/Flickr 春日大社表参道の鹿








「きごさい」より引用





ただ今「よくわかる俳句歳時記」で夏の季語総点検中。秋の季語はまたの機会に。



石寒太編「よくわかる歳時記」(ナツメ社)より📷キレイに撮れません💦💦






🌊行く夏や
青嵐の句


ひもじさの同じ便りや青嵐 『定本石橋秀野句文集』




青嵐鷺吹き落す水田かな 芥川龍之介 我鬼窟句抄





🎑秋立つや
鹿の句


宮島の鳥居も鹿も海に立つ 鷹羽狩行




春日野の鹿にかゞるゝ袷かな 一茶 ■文化六年己巳(四十七歳)







誤字脱字ありましたらすみません