image/Ganref 春日大社参道《朝陽の中で》
今回は、8月7日が立秋
ということを踏まえて
5月21日の季語一つ目は「青嵐」。見たことはあっても、なかなか俳句にしにくい季語という印象。
雑誌(大暑発売、立秋号)の兼題で、先ず浮かんだのが春日大社の表参道。次に合気道の技の「表」が浮かんだ。
先ず合気道の句を詠んでみた。
表技で薙倒し行く青嵐 知微
合気道の動きと青嵐の動きを重ねて詠んだ。表技は優勢の時に使う。青嵐は常に優勢ではないかと思う。合気道家にしか詠めない句を詠みたかった。(5/23推敲した)(5/24さらに推敲した)
「きごさい」より引用
二句目、季語「鹿」で詠んだ。
表参道撃ってはならぬ鹿ばかり 知微
野生鹿の事が頭をよぎった💦💦奈良公園の鹿に何かしたら、それはもう大変な事になる。
image/Flickr 春日大社表参道の鹿
ただ今「よくわかる俳句歳時記」で夏の季語総点検中。秋の季語はまたの機会に。
🌊行く夏や
青嵐の句
ひもじさの同じ便りや青嵐 『定本石橋秀野句文集』
青嵐鷺吹き落す水田かな 芥川龍之介 我鬼窟句抄
🎑秋立つや
鹿の句
宮島の鳥居も鹿も海に立つ 鷹羽狩行
春日野の鹿にかゞるゝ袷かな 一茶 ■文化六年己巳(四十七歳)
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