閑話放題-131
昨年の秋の悪い予感通り、コロナ第八波がやって来て毎日多くの人が亡くなっているではありませんか!
「やっぱりネ。我々のような年寄りはまだまだ人混みなどに出て行ってはダメなんじゃ。 迂闊に感染などしては今や入院もままならず、すぐに呼吸困難で死んでしまうんじゃ。 くわばらくわばら…」
ということで年末年始はおとなしく家でくすぶっていたG爺ではありますが、気が付けば2023年もすでに『大寒』の節気を迎える時期となってしまいました。
「大寒の後は旧正月。外国人がどんどんやって来て日本国中大混雑となるのは火を見るよりも明らかじゃ。 こうなれば今のうちにせめて初詣だけでも済ませておこう。 5回目のワクチンもインフルエンザワクチンも接種していることだし、マスクをしっかりつけて極力他人を避けていればなんとかなるじゃろ…」
と、再び勝手な理屈を並べて、令和五年の初詣に出かけることにしました。
やって来たのは神田神社。『神田明神』の別名で知られる庶民的な神社です。
「久しぶりの参詣じゃが…一月半ばとなってもこの人出。 これは感染に気をつけんとナ」
ここには『銭形平次』の石碑があります。(実際は架空の人物なんですがネ)
しばらく来なかったあいだに可愛い『えびす様』の位置が変わってしまいました。
手前に賽銭箱まで設けられて…。 本当にこの神社には賽銭箱がいたるところにありますヨ。
以前(かなり昔ですが…)はこのあたりに古ぼけたジュースの自動販売機と小さな休憩所があって、近所の暇な爺さんたちが集まってはタバコを吸いながら雑談していました。まだ若かった私もときどき隅っこのほうにお邪魔していたものです。
今ではグッズ販売コーナーが整備され…、私は大いに賑わうその店内に入るのを躊躇しました。
「昔は良かったよナァ!!」
神田明神といえば鳥居わきにある老舗の甘酒屋さんが有名です。実はこの神社を初詣に選んだのはここに来る目的もあったんです。
昔ながらの甘酒や…、
コイツも好物のひとつなんです。
なんか、若い女性客や昔若かった女性客の奇異な視線を感じるのですが…、
(この年になるとネ、そういうの一切気にしないの。いくら邪魔に思われようが邪険にされようがネ。)
「うま~~い」
この茶屋のもうひとつの楽しみは喫茶部の隣の売店にあるお土産です。もちろん買いましたとも。
特にこの納豆! 粘りといい香りといい…最高の大粒納豆です。大好きなんです!
CMではありませんが、納豆はね、食べると頭がよくなるんですよ。ホント。別に喰わない人の頭について言及する気はありませんがネ。少なくとも喰ってる人は頭が良い。
え? これの臭いが嫌い? な~にを言ってるんですか。これこそ良い匂いですよ。臭いではなく『匂い』。大人の香水のようなものですって。
「さぁ、帰ったら早速喰うぞ~。そうだ! ネギ買って帰ろ~っと」
加齢臭に変わらんかノォ?(~_~;)
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