探し物の時間
文具メーカーのコクヨの調査によると、一日の書類を探す時間はおよそ20分でした。これを一年間に換算すると、約80時間に相当します。そのほか、物品の探し物などの時間を入れれば、さらにその時間は多くなるでしょう。
会社員のNさんは、任される仕事が増えるにつれ、整理整頓を〈あとでいいや〉と先延ばしにすることが増え、机の上には書類が乱雑に積まれていました。
そのため、次の作業に移る度に資料を探したり、前回の作業の進捗状況を思いだしたりと、余計な時間を取られ、さらに切羽詰まるようになっていました。
そんな時、見かねた先輩から「面倒に感じても、一つ一つの仕事の後始末をきちんとしてから、次の業務に取り掛かるといい」とアドバイスされたのです。
その後、Nさんは、一つ仕事を終えるごとに書類やデータを整理し、後始末を徹底しました。その結果、業務時間は短縮され、仕事の制度も上がったのです。
Nさんの机の上は整理され、常に気持ちよく作業できるようになり、僅かな時間でもこまめに後始末を行なう大切さを、身に染みて感じています。
【今日の心がけ】
後始末をすぐに行ないましょう
出典:倫理研究所 職場の教養2024年4月号より引用
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私の個人的な感想
この話も職場の教養では定期的に出てくる内容ですね。
20分って書くと短いように聞こえますが、80時間って書かれると多くの時間をムダにしていると感じます。先日購入したファイナルファンタジーVIIリバースのプレイ時間が80時間くらいでしたので、あの時間を探し物に費やしていると思うともったいないですね。
…え? ゲームで時間を使うほうがもったいない? いえ、イイんです。私は1997年に発売したオリジナルのFF7の思い出を振り返りながら楽しくプレイしているんで有意義な時間なんです。
…などということをこのまま書いていくと、記事がゲームレビューになってしまいそうなので話を戻しますが、後始末は仕事に関していえばきちんとできていると思います。一つ終わるたびに片付けないと次ができない性分なので、今日の内容は問題ないかと。
しかし自分のことになると、脱いだ服をイスにかけてしまうとか、爪切りを定位置に戻さないとかいっぱいできないことがありますので、それを直さないといけませんね。気をつけます。
さて朝礼では。
きちんと後始末ができる人は、そのコツを披露してみるのもいいでしょう。できない人は、この先輩のアドバイスどおりにしてみるとか、後始末ネタを検索して見つけた情報を取り入れてみる、みたいな話をしてみましょう。
そのまま話せるスピーチを配信中
職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。
その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。
でもそれってサービス業の会社で
話してた内容でしょ?
と思われるかもしれませんが、noteでは業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、
・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい
という方は読んでみて欲しいです。