明日11月2日は、ぷぷの2周忌です
※正確には3回忌です。読者様からご指摘いただきました
まだ少し早いですが、明日は忙しくなるため、気持ちを書き綴ります。
やはり、「ぷぷへの手紙」として書くのが一番素直になれます。
* * *
ぷぷへ
あなたが旅立って、もう2年になりますね。
その後、変わりはなく、クラウスや、
たくさんの鳥たちと元気に暮らしていますか？
とりきちは、今も片時も、あなたのことを
忘れたときはありませんよ。
でもね、以前のように、いつも悲しんでばかりもいません。
色々な意味で、前を向いて歩いていますよ。
というか、次々と起こるたくさんの課題や問題と
戦いながら、必死に生きていると言ったほうがいいかもしれません。
仕事は相変わらず忙しいけれど、
ぷぷとクラウスと一緒に暮らしていた頃のように、
深夜まで働いたりはしていません。
すっかり朝方になって、一緒に息子のぴーちゃんと寝ています（笑）
一緒に暮らす家族がいて、もう好き放題にできなくなりました（笑）
でもね、ぷぷとクラウスと暮らしていた頃とは違う、
大変ながらも、楽しい瞬間がたくさんあります。
どう表現したらいいかわからないけれど、
ぽわって、心が温まる瞬間とでも言えばいいかな。
今、とりきちが持つエネルギーの70パーセントは、
息子ぴーちゃんに注がれています。
そのぴーちゃんは、もうすぐ2歳になるのですよ。
最近は凶暴になって、母をバシバシ叩いたり、
色々と演技したり、体当たりして来たりと、
以前はぷぷ＝ぴーちゃんの生まれ変わりだ！
と心底、思っていたけれど、訂正します（笑）
正真正銘の別の物体です（笑）
でもね、その息子ぴーちゃんが
鳥好きになってくれたのが何よりもうれしい。
最近は、カモちゃんに会いに行く！と言っては、
近くの公園の池へエサやりに行きます。
夢中になりすぎて、昨日は大きなカナダガンの群れに
囲まれて大泣きしました。
横丁オフィスに時々遊びに来るときには、
必ず、オフィスの長老の、カナリアのモーリッツに挨拶は欠かしません。
そして、以前は私一人でこっそり楽しんでいた鳥スポットを、
最近は、ぴーちゃんと再び巡れるようになってきました。
ベルリン動物園の鳥の家 だけではなくて、
クーダムの鳥小屋 も大好きで、今日も行ってきましたよ。
まるで、愉しむ喜びが2倍になったようです。
そんなとりきちを、ぷぷはどう見ているのでしょうね？
ぷぷとお別れしてから、たくさんの、
ブログで知り合った方たちの、鳥さんが虹の橋へと渡りました。
お便りをいただくことも多くて、やはりとても辛いけれど、
きっと、ぷぷがクラウス共々、
皆と仲良くしてくれているのではと思っています。
このブログ「とりきちTagebuch」も、細々だけれど書いていますよ。
ぷぷとクラウスの看板画像は、まだ下ろしたくなくて
今も、あなたたちを中心としたブログにしています。
でも最近は、弱音を吐く場所になってきました（泣）
本当はね、たくさんの鳥さんのテーマを
書き続けていきたいのだけれど、時間がなかなか取れません。
特に、ぷぷたちが暮らしたドイツの鳥のことを
日本の皆さんに、もっと知ってほしい。
それにはまず、とりきちが勉強して、しっかりと時間を取って、
わかりやすい文章にしなくてはです。
最近ふとしたことがきっかけで、ドイツの鳥事情を
しっかりとまとめてやる！と思い立ちました。
自分が成長して、もっと知識も経験も磨かなくては、
仕事は単なる仕事になって、何の成長も、
面白みもなくなってしまうのだと再認識しました。
え？新しい鳥さんはお迎えしないのかって？
色々考えて、まずはね、とりきちの目の前にいる、
サルから人間になりかけている息子ぴーちゃんをしっかり
飼育、ちがった、育てようと思うよ（笑）
産む前もわかっていたつもりだったけれど、
ヒト育ては、鳥育てよりも大変です。
ぴーちゃんが晴れて人間らしく成長した時点で、
ポスト・ぷぷ＆クラウスを真剣に探すことにします。
ゾフィーちゃんとモーリッツくんはどうしてるのかって？
２羽とも、なんだか生活をまったりエンジョイしているように見えます。
でもね、ずーっとお友達は探しているの。
2羽の年齢にあった、伴侶となる相手をね。
今や彼らは、横丁のオフィスも守り神的存在になっていて、
ぴーちゃん同様、スタッフが挨拶を欠かさないのよ。
鳥ってすごいね。
皆、鳥パワーをもらっている気がします。
長くなったし、全然まとまりないけれど、
昔、いつもケージの回りでお世話しながら、
心の中で、ぷぷとクラウスとお喋りしていた感覚が、
久々に戻ってきました。
ぷぷ、あのときは本当に楽しかったね。
愚痴も聞いてくれて本当にありがとう。
そうそう、ぷぷの大好きなゴンタの本物のお話を最後に。
ぬいぐるみのゴンタのモデルになった
本物のセキセイインコのゴンタだよ。
とりきち母のもとで、今も頑張って生きているんだよ。
信じられる？本物のセキセイインコのゴンタは14歳だよ。
次の2月で15歳になります。
でもね、最近は毎日とっても長く眠るようになって、
とりきち母の手の中で、じっとしているんだって。
本当はこの秋、とりきちは、
ゴンタに会えるはずだったんだけれど、だめになったんだ。
もう会えないかもしれないと覚悟を決めているけれど、
ゴンタにはね、本当によく長生きしたね、ぷぷと会えるね、と伝えたい。
そして、とりきちは、あなたを心から愛していたとも。
ぷぷ、ぬいぐるみのゴンタだけでなくて、
もし本物のセキセイインコのゴンタに会ったら、
どうか、仲良くしてあげてね。
よぼよぼのおじいちゃんだけれど、とても愛嬌があります。
いつか、とりきちも、数十年後に、ぷぷやクラウス、ゴンタ、
そして今までお付き合いしてきた、たくさんの鳥さんたちに
会えるときを、ひっそりと楽しみにしつつ、
今の生活を頑張って生きていきます。
とりきち
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