
WPマガジン5・6月号 表紙
今日は久々に、ドイツのインコ・オウム雑誌 【WPマガジン】 から、
とりきちが気になった記事をご紹介します。 *写真は雑誌から転載いたしました。
過去にご紹介した記事 (これ と これ ) もあわせてどうぞ♪
表紙には、内容の主な紹介があります。
* 自由な生活:オーストラリアのセキセイインコ
* 行動:なぜオウムたちは上手にお喋りをするの?
* 飼育:正しい止まり木
* 肥満のかわりに健康な運動を!
などなど・・・
その中でも今回は・・・

「正しい止まり木」 を取り上げます!
とりきち自身、読んでとても勉強になりました^^
止まり木以外に、ブランコ、ハシゴ、かじる木など、
鳥たちが使う身の回りのものが、どうあるべきかを専門家が解説しています。
いかにもドイツらしい内容なので、ぜひ日本に暮らす皆さんの
ご意見を聞かせていただきたいです。
まず、この記事の結論部分から先に・・・
「鳥カゴの中も外も、インコたちにとって、
限りなく自然に近い環境を整えてあげましょう」
さてさて、これはどういう意味でしょう?
内容を、要約してお伝えします。
まず、鳥たちは飛んでいる以外のほぼ全ての時間、
止まり木に止まってすごすので、止まり木の選び方を
慎重にしましょう。
お店には無数の止まり木が売られていますが、
全て良い物とは限りません。
眠っている以外に、鳥たちは飛んだり、木に登ったりして遊びます。
そのためにも、止まり木、ブランコ、ハシゴ、オモチャなど
鳥たちに合った環境を鳥カゴの中と外で整えてあげましょう。
***
なぜ止まり木が大切かは、人間が休息するときに使うソファと同じと
思えばよく分かるでしょう。
ペットショップで売られているプラスチック製や、滑らかに加工された
木の止まり木は、使わず 捨てましょう!
あまりにも均質でまっすぐな止まり木では、
インコの足の筋肉を鍛えることができません!

インコたちは、まっすぐな枝より、曲がった自然の枝が大好きです。
(なぜかマダム顔なのが気になります・・・)
外に目を向けると、たくさんの止まり木に向いた木の枝が落ちています。
野鳥はこうした大きさが様々な自然木に止まり、生活しているので、
足の筋肉は自然と鍛えられています。
セキセイインコはオーストラリア原産で、そこで育つ木の種類はドイツと
違いますが、それでもたくさんの「理想の止まり木」が見つかります。
ただし、殺虫剤がかかった木、車の通りが多い周辺の木、
コケが生えているような木は避け、使用前には熱湯で消毒しましょう。
***

揺れ動く枝はインコたちがぶら下がって遊ぶ格好のオモチャです。
止まり木用に、たとえば 柳の枝はいいかも知れません。
その葉っぱがぬれていれば、水浴びも楽しめます。
ペット用品店でも、これは売っている場合があります。
もし買う場合は、鳥の足の筋肉を鍛えるためにも
太い枝と細い枝を組み合わせて買いましょう。
時々、熱帯木が止まり木として売られていますが、
これは重大な環境破壊につながるので、買うのは控えましょう。
あと、コーヒーの木、葡萄の木、竹 は止まり木として適しています。
セキセイインコには、オーストラリアで自然の中で彼らが最もよく
止まっているユーカリの木が一番ですが、ドイツでは入手困難です。
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止まり木は毎日お酢を入れた熱湯で、掃除&消毒しましょう。
拾ってきた自然の枝を使用している場合、できるならば
6~8週間ごとに交換しましょう。
爪研ぎやミネラル補給に便利な、ミネラル分を含んだ止まり木も
あるので、使用してもいいでしょう。
ただし、爪研ぎのためにサンドペーパー風に仕上げた止まり木は
鳥の足の裏を傷める可能性があるので、お勧めできません。
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コットン止まりは自由に取り付けられて、インコはよじ登ったりして遊びます。
コットン止まりや、コットンブランコは、どのインコの足にも優しくお勧めです。
ただし、衛生面で心配が多く、こまめにブラシを使って熱湯で洗いましょう。

大型のコットンブランコは、疲れたインコが体を預けられます。
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ハシゴも、よくペット用品店でつるつるに加工された木製品をみかけますが、
できるならば加工が施されていない木を使ったものを使いましょう。
日曜大工で自分で作ってしまうのもいいですね。
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ブランコはセキセイインコにとって、眠る場所として認識されているようです。

ペット用品店には、自然木でできた、ブランコも売られています。
このように、インコが長時間眠るブランコは、健康に大事な
役割を果たしています。ペット用品店にも自然木でできたブランコが
売られていますので、それらをおすすめします。

ココナッツの容器はインコが喜ぶオモチャですが、巣作り行動をおこすメスもいます。
その他に、ココナッツを割って作ったブランコもインコは喜びます。
よく中に入り、揺れているインコたちがいますね。
ペット用品店で完成品も売っていますが、ココナッツを手に入れて、
自分で穴を開けて作ってもいいかと思います。
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鳥カゴの中や外に自然木を取り付ける場合、
インコが枝の先まで登り、揺れるように設置しましょう。
彼らは、枝の先で木の皮をはいだり、頭を掻いたりして楽しみます。

小枝は、よじ登るだけでなく、インコにとっては頭や体を掻く道具になります。
( ・・・このインコ、クラウスかと思いました^^;)
***
最後に、病気や足のケガで、普通に止まり木に止まれない
ハンディキャップのあるインコたちのための用品も専門店で売られています。
でも、できるならば手作りしてはいかがでしょうか。
参考になるサイト もあります。
(と) インコベッドのようなものの作り方 も紹介されています。ドイツ語ですが、
写真を見るだけでよく分かると思います
いかがでしたか? 日本と飼育の考え方が違いますか?
ネットショップ「とりきち横丁」でも、将来的に記事で紹介された商品を
置いていくようにしたいと思います。
* 追記: 後日、とりきち家で鳥カゴの外に取り付けている
天然の止まり木へお問い合わせをいただきました。
名前はウンリュウヤナギ(学術名(Salix matsudana)で、
毒性がなく、鳥やペット用に適した木です。
この木の使用例をご紹介します。
参考になったという方、
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ドイツの鳥事情、面白かったという方は、
もう一押しお願いします♪
* セキセイインコのぬいぐるみをご希望の方は、ネットショップ「とりきち横丁」か
もしくは yayoppi@gmail.com までどうぞ!
アルバム「ぬいぐるみの里親さんち」はこちら です。
蔵臼を押して、とりきち横丁へGo♪

テーブルマットやキャンドル入れ、
色々入りましたよ~
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前回ブログ「クラウスにまかせなさい!」へのお返事
クラウスの捨て身のパフォーマンスに萌えたり、笑ったりしてくださって、ありがとうございます!皆さんにとって衝(笑)撃が走った写真は、どうやら「ベロ出し」写真のようで・・・。アップするか悩んだんですよね~^^; あまりにも崩れすぎていて。クラウスごめん!クラウスのイメージは昔クールだったことなのですが、今では180度変わってしまったようですね。アニーさんがおっしゃるように「ダイナミック!」が売りかな?残念ながら、お見合い写真に該当するものはなし!ベロ出しは、お相手のインコちゃんが引いてしまうでしょう・・・。ハルクインさん宅の男子を一羽ドイツへ派遣していただけますか(笑)?ハコさん、クラウスもぷぷも、普段動きはけっこう早いのですが、昼下がり&就寝前になると眠くなって動きも鈍くなるんです。その時がカキカキ&撮影チャンスなんですよ^^ Hilda さん、ぷぷはとりきち家に来たとき、手乗りではなかったので、それでも触れ合いたくて、小枝を鳥カゴの外から入れてカキカキしていました。それが今も続いてしまって、いつしかクラウスも一緒になってしまったんです。だから指ではかかせてもらえません(T T) でも、写真撮影には距離が取れたりと便利な点も多いのですよ~ すじ母さん、トリジちゃん女の子でしたか!?インコちゃんの性別判定は難しいですね。かつて、とりきちもクラウスのカミングアウト(♂→♀)に衝撃を受けましたが、可愛い我が子、関係なくなりました♪ とりきち
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