昨日朝のミーティング中に、ナンジャコイツさんの2度目のパニック障害が出た。
何が引き金になるのだろう、と私は考えるのだが、
昨日の原因は私だったかもしれない。
いつも朝のミーティングに間に合わない遅刻で来る彼女が、
その日は開始前に来て座っていた。
私はたいてい、ドアの近くに立ち、ドアボーイをやっているので、
あ、今日は彼女来てるわ、ドア開けに走らなくていいわ、という意味で、
お、彼女来てるね。と言った。
パニックはその数分後に起きたのである。
私の言葉が、いつも遅いのにめずらしいね、と取られたとまず間違いない、と思って、
後に彼女に落ち着いてから、私が変なことを言ったから?と聞いたが、
当人は、No, you were fine, と言ったが。。。
私が原因ではない、とはっきりとは言わないところをみると、やはり私が一番胎教に悪いことしているババアということか。
だとしたら気の毒なことをしたが、なんだか割り切れない。
前回のパニックアタックは、総支店長が、もう一人の妊婦さんの最終日だったことを取り上げ、
おもしろおかしく彼女の働きぶりや、今後の健康を祈る話をした後起きていた。
これも、ナンジャコイツさんへのプレッシャーで引き金だったのでは、と私は思っている。
しかし、だ。
じゃあ、総支店長や私が悪いことをしたのか、謝るべきかといえば、それも違うと思うのだ。
これらの社会性に対応できないということは、やはり病気の類だ。
妊娠中は、確かに精神的に敏感なのだとは思う。
ならば、彼女のいう、できるところまで仕事頑張ってみる、という、その限界が来ているのではないだろうか。
ちなみに。
なぜドアボーイが必要かを説明すると、
この職場は、社員通用口というのがなく、スタッフもお客さんと同じ表玄関から入る。
その自動ドアを開店前は、内側からだけ開けられるようセットしてあるが、
そのセットを解除する人が常にそこに立っていなければならない。
そして、この国のミーティングは、私の経験上どこの会社もそうなのだが、
売り物の商品の家具に座る。
この会社では、進行役のマネージャークラスを除いて、全員が座る。
立っていたら失礼、という雰囲気さえある。
しかしだ。
売り物にケツを置くなんて、私にはどーーーーしても受け入れられない。
でもこっちの人はそれでいいのである。
マネージャーたちも、私に座れというが、
私はどうも抵抗があり、ドアボーイをする名目で立っている。
じゃあ若い子がやっているように、床に座れば良いということになるが、
そんな冷たい地面に座るのも嫌なのだ。
第一この年になると、座ると2度と立ちたくなくなるのだ!
私を嫌味なやつと思っている人も多いだろうが、
こんな小さいことも、どうしても変えられない日本的習慣である。