オンラインショッピングの店頭受け取り制度が定着するこの頃。
うちの店では、受け取りには写真付きI Dの提示を求めている。
クレジットカードや、注文した番号の紙だけでいいと思っているお客さんもいるが、
それは受け付けない事になっている。
ところが、お客さんで、ID持ってませんという人の結構多い事。
小さい赤ちゃんを抱いていたり、
子供を学校や幼稚園に送って行ったついでに寄ったとか、
そういう忙しい母親業をアピールし、
融通きかせてよ、という人の多い事。
当然、ダメである。
ビービー なく子供が居ようが、同情はしない。
そういう人に、私は、聞く。
今、バスで来たんですか?と。
チビちゃんがいる人が、バスな訳はない。
増して子供達を学校と幼稚園へ送ったと言う人も、当然クルマを運転して来たはず。
わかっていて聞く私も性格悪いが、
え、今クルマ運転して来て、免許証持ってないんですか?というしかない。
私が警官じゃなくてよかったですね、という皮肉を飲み込んで、
写真付きIDでなければ物は渡せません、えーそんな、と当たり前の事で議論させられる時間のムダ。
しかし、これだけの確率で、無免許で運転している人がいるこの国は。。。
と思うと、カックンとくる。
そして、こう言う全くの他人なら、力が抜けるだけで済むが、
あの件がどうしても頭 に浮かぶ。
それがダンナの弟と言う近い人だと、力が抜けるのではなく、
怒りしか湧いてこない。
しばらくは忘れていた怒りが再燃してしまい、
今夜はここに義弟が来たらしいが、私は部屋から出て行く気になれなかった。
ダンナも私を呼ばず、相手も挨拶に来なかったと言うことは、
完全に断絶したと悟った。