NZは先週末から急に寒くなり、サザリーウインド(南極からの風)が吹いて、
木に囲まれた南向きの私の家は、冷蔵庫状態だった。
それで私は、今年初のオイルヒーターをつけた。
石油ファンヒーターが必需品と思って持ってきた20年前、
この国では灯油なんか一般的ではなく、馬鹿高いと知って、無用の長物になってしまってから、
一番経済的で安全と言われるオイルヒーターを手に入れた。
で、ウチは寒いんで、数年前2400ワットという一番強いのを買ったわけだが、
それを分電盤、というんだろうか?コンセントがいくつもさせるアレにさして、
使っていたら。
そこはかとないにおいが。。。そして、煙が。。。
どこからだ?と探してみたら、なんと、コンセントのところが溶けてる!
と見つけた瞬間に、ぽっ、と青い灯がロウソクのごとく灯り。
わ!と思って、ふっと消した。
うわーこわーなどと独り言を言って、コードを持ってうろうろしたが、我ながら、意外と落ち着いていたといおうか、
ことの重大さに気づくまで2日ほどかかってしまった。
この分電盤には、2400Wと書いてあるし、この時は、そのコンセントにはその電化製品しかつなげていなかった。
だから、制限内なのに、なんで?
と、仕事から帰った旦那に言ったら、
そりゃギリギリだからだろ、だって。
は?
なんのための、制限2400W、なの?
なら、2000Wとか書くべきじゃ無いの?
なんでーっ!
ここが、電化製品の国日本から来た人の、依存心なのか、過信しすぎなのか、平和ボケ、なのか。
とにかくもう、こわくてヒーターが使えない。
寒いよ〜、とばかりに、今年もこたつが登場した。
インテリア的に旦那は見た目が好きじゃ無いらしいが、
あのあったかさには誰も抵抗できない。
