今も結局家を出ることなく、同じ生活を続けている。
旦那は、泣いていた。
義理家族のあんなささいな交通違反が原因で、自分たちの関係が終わるなんて馬鹿らしすぎる、と言った。
どちらを取るという話なら、当然自分の配偶者であり、日本へ移住しようとも。
実際問題、もうこの年から職のあてもない人間二人が、保守的な日本などという国に住むのはどう考えても無理。
旦那の気持ちを傷つけたことが私もつらくて、
2日間は涙がどこにいても出て来た。
ほんとに馬鹿らしい。
あんなバカのためにこんなことになった。
多少は落ち着いて話し合える状態になり、
そのあなたやNZ人にとっての些細なことが、私のとってはものすごく大事なことなのだと伝えたが、
納得がいかない様子。
果たして私もこれからどうするべきなのか、旦那の気持ちが離れていくのか、微妙な状態。
ありがたいのは、こういう気持ちをぶつけても、
旦那に発作が出ないほど、健康が回復しているのがわかったことだけである。