
昨晩は、始まったばかりのスーパー15というラグビーのリーグ戦シリーズに出かけた。
何と、会社から特別に券を2枚もらってしまったのである。
それは、日本のチームと地元オークランドチームの試合だった。
他にも行きたい人がいただろうに、
わたしが日本人という事で、総支店長の粋な計らい。
それは本当に嬉しい事で、素直に頂いてしまったのだが、
それは、多分株主優待券のような、1年通しでしか買えない席だった。
えっ、この特別待遇、他の人が知ったら気を悪くしないか?
そう思って、信頼できるマネージャーの1人にどう思うか聞いたら、
そんなの、もちろん公表していいよ!と言われたが。
やっぱり他のスタッフに悪い気がして、
同部署の子にしか言えなかった。
他方で、
もう2か月も前に、私は近所の日本人達と、
一緒に行く?という話をしていたのだが、
あまりに先のことで、うやむやになって、結局それぞれで行くことにはなっていた。
で、当日が近づき、
私はこの券の事を言うべきか言わないべきか、
ずっと悩み。。。
そして、決めた。
この券は、仕事絡みだ。
仕事と思って行こう。
仕事場に有益になるようにするにはどうしたらいいか。
で、考えたのが、試合後待ち伏せしてサインをもらい、
会社に寄付する事。
友人の方に関しては、なんとなくどこか抜け駆けしたような罪悪感に苛まれ、
ずっと言えないでいたが、
ゲームが始まってから、
ヘーイ、どこに座ってる?とメッセージを送りあって、
その時初めてこの券を会社からもらった物だと打ち明けた。
その後はメッセージもそぞろ、
あ、やっぱり気を悪くしたのかなとウジウジ。
それにしても、有名人の追っかけなんて、
ジャッキーチェン以来だわ。
何と、試合後フィールドに降りていい事になり、
さあ、キッズ達、サインをもらっていいよーとアナウンスがあった。
おばさんだけど許してくれい!
NZチームのブルースの応援席だったので、(国の代表オールブラックスの人もかなりいる)
そっちの人をたくさんもらおうと思ってたら、
混みすぎで長蛇の列。
で、もらえる人にもらえるだけ回って

こうなった。
会社が必要かどうかわからんが、
ない知恵絞って私の考えうる精一杯のできること。
同僚や友人達の顔が浮かんでしまう、
ちっさい奴。