それにしても、そういうやばい人と、そういう話をして12日間の料金の契約をして、
旅に出ようと思ったこの友人が、なんてったって、すごすぎる。
話はそこで終わらず、
ーーー食べ物は、パンケーキばっかり。それか、アマゾンで釣った魚。
ーーーガイドさんがコックもやってくれるんだ。
ーーーで、寝るときはね、やっぱり木にくくりつけるわけよ、ハンモックを。
ーーーそりゃ、地面で寝たら、毒蜘蛛はいるわ、ブラックパンサーもいるわ、アリゲーター(ワニ)もアナコンダ(水牛も食べる太い蛇)もいるわ。
NZのキャンプ場の、サンドフライ(ぶよ)なんてもんじゃない。
ーーーで、ヒョウはね、木登りができるでしょ、なので空中で寝てても襲われる時があるんだって。
ーーーだから、銃を抱えて寝るわけ。
ーーーでも、ガイドは、銃はあんまり意味がないよ、こういうナタじゃないと。と言って、体の半分以上あるながーいのを持ってた。
ナチで、どんな生活をしとったんじゃ。。。
ーーーたださ、女の人はめんどくさいよね、髪の毛洗いたい、とか。そうなると、やっぱりアマゾン川で洗うしかない。
あの、ピラニアとかいるんじゃないですか?というと、
ーーーうん、いたよ。でもサメと一緒で、体から血が出ていなければ、襲われないから。
と、奥さんもアマゾンで体を洗っていたそうな。
そういう12日間を過ごして来た、と聞き、
私共がこれからいく、シャワーのないキャンプ場なんか、赤ちゃんのキャンプだわ、と今回だけは思った。
