嫉妬とも言うんかもしれない。
ここに書くのも憚られる、それはそれは醜い気持ち。
最近、ダンナのきょうだいが二人とも、クルマを買い替えた。
それはどちらもいわゆる高級車と呼べる、ドイツ車。
義姉は貸し家を2軒持ち、家賃収入があって、フルタイムの仕事にも付いているから、まあ悠々自適。
昔からの夢だった2シーターを買ったそうで。
義弟は会社名義のクルマで、自分で選んで24時間好きに使えるというものなので、
コストゼロで手に入れたも同然。
これを横目に見ているダンナが、最近、
僕もメルXXスが欲しい〜などといい始めた。
ハア?!
ウチはそうでなくても火の車だ!!
悲しいかな、男というのは特に、クルマで互いを評価しあう生き物らしい。
私はクルマは雨を凌げて走ればいいと思っているので、
別に何でもいいが、それがその人の趣味と言うのなら、
好きなのを買えばいいとは思う。
が。
ドイツ車となれば、銀行にたすけてもらって買うまではできたとしても、
メンテナンスにものすごくお金がかかる。
ダンナが喜ぶことなら、私だって同意してやりたい。
また経済的な事より、
私にはどうしても引っかかるのだ。
この兄弟、いつもいつも子供の頃から何かと競ってきた。
自転車、電化製品、クルマ、そして嫁選びまで含めて。
おまけに過去にゴタついた事で、私はもうその人には警戒の気持ちしか持てない相手の場合、
その人の生活の向上を素直に喜べない自分がいる。
そんな自分も嫌ならば、
そこで競おうとするダンナにもムッとする。
比較されているような気がし、
その上事実上の負けを認めなきゃいけないことの惨めさ。
会社の費用で生活できる人と競うのはやめてくれ!!
嫉妬心と闘うには、その相手とできるだけ会わない事、とさすがにこの歳になれば、私は経験から知っている。
それでも、余りにも濃いダンナの家族関係。
避けたくても避けられない人間関係。
こんな事は、さすがにダンナには言えない。
仲がいいのは良い事なのは、もちろんだけど。。。だけどね。。。
私の心が風邪をひいたと、会う機会を減らすのも限界がある。
ああ、またここに戻って来てしまったか。