夫の両親を訪ねた後は、会社のインドチームに会いに行った。
と言っても、このご時世皆バラバラの場所に住み、オンラインで働いている。
コルカタに住む人もいれば、バンガロールにもいる。
そんなわけで、年に一度皆で同じ場所へ旅行するのである。
去年はシッキム州のガントクであった。
その時のすったもんだはこちら。
今年はメガラヤ州のシーロン。やはり隣州アッサムのグワハティ空港から車で3時間ほどかかる奥地である。
なかなか面倒だが、インドの社員チームが選んだ場所である。
皆ありきたりの観光地ではつまらないらしい。
さてグワハティへ向かう前夜、Indigoエアラインでオンラインチェックインをしようとアクセスするも、何故かそれができない。
嫌な予感...
エラーメッセージの後にはここに電話してくれ、と番号が記載されていた。
夫に言うと「別に大丈夫でしょ」と取り合わない。
しかし念の為、少し早めに空港へ向かうことにした。
カウンターで改めてチェックインをしようとすると、お姉さん、みるみる渋い顔に。
「もしかして、フライト逃しました?」
いや、もちろんそんなことはない。
お姉さんが調べたところ、私たちの乗るはずだったフライトは勝手にキャンセルされていた
怒り吠える夫。
もう、なんていうか、見慣れた光景過ぎて達観する私と息子。
ていうか、昨夜のうちに電話すればよかったんじゃね?
夫が吠えたおかげで(?)次の便に乗れることにはなったが...
乗り継ぎ合わせて到着が予定の便より4時間も遅い。
空港に着いた朝10時から、グワハティの20時半まで、10時間以上をフライトに費やすことになってしまった。
息子のiPadに動画をダウンロードしておいてよかった...
ブバネーシュワルからグワハティまでは直行便がないため、コルカタで乗り継ぎとなる。
最初の飛行機は小さく、プロペラ機であった。
それが気に入らないとゴネる息子。
ブーブー文句垂れるのをなんとか搭乗口へ押していくと、息子、突然泣き出した。
「僕、一人じゃ座れないよ...」
どうやらプロペラ機が気に入らないのが不機嫌の原因ではなく、席が離れ離れなのが不安だった様子。
口が達者になってきてすっかり忘れていたが、まだ6歳である。
そんなことが不安で泣いてしまうところ、まだまだ可愛いな〜と思った
Indigoめ...勝手にキャンセルとかするから!
そこで夫が搭乗口のお姉さんに事情を伝えると、すぐにお姉さん動いてくれて...
なんとボーディング中のお客さんたちにその場で交渉、3人一緒に座れるようにしてくれた。
やるな...Indigo
しかもなんと乗り継ぎ2便目は1番前の3席!
Indigoの一番前列は座席に「XL」と表示があって、足元がちょっと広くなっているのである。
これは得した気分
長い長い1日もようやく終わり、グワハティのホテルでぐったりと倒れ込んだ3人であった...。
乗り継ぎのコルカタで見つけた絵本「もったいないばあさん」の英語&ヒンズー語版。
日本の絵本作家さんによる作品で、英語とヒンズー語併記で翻訳されている。
その場で読んであげたら息子に受けたので、お土産にした