全裸的思想

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全裸的思想

色の亡い悲しき世界は今日も哭く
いつでも本当は期待に胸躍らして
毒に塗れ見ざる聞かざる言わざる
失くしてる大切な光を分からない
体裁なき理想は無様な全裸的思想
一向に本当の手遅れに気付かない
灰色の虹には形ある全てが揃って
万華鏡で違う物ばかり探し求める
心の望んでいる全てと気付かない
誰も当たり前の辛抱に死して痛み
鍛えずして死する度胸がある矛盾
現実は圧倒的なまでに否定を下し
浮かれてる覚悟の全てに一利なし
道化の魂百まで必然的に悪化する
いつまでも躯の自分に気付かない
磨き抜かれた人間は必要とされて
生のままの人間は誰一人いらない
いるような人間に磨こうとしない
永久に何も見えないまま生きてる
造花のブーケは誰もいらず払われ
心の造花は美しくても拵えた物だ
夢中になるほど一歩ずつ踏み外す
中身なき空洞で報われる不自然に
堂々と一刻を争う努力が報われる
お手軽な力説が苦悶に突き堕とし
一番に自分の事と自覚が出来ない
希望を信じたがるほど絶望に着き
絶望を信じたがるほど希望に着く
必要性を騙る理不尽な破綻人間は
自分の事と最後までも分からない
どんなに訴え続けても逸れている
誰の痛みも分からぬ家畜は冷たく
心が有るのか分からぬ屠殺をして
虚しく肉粉を掛け続けて消え行く
底から心の亡い積み木が溢れ出る