欲望の造花

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欲望の造花

覚めた世界は人の苦労に構わず
人の見える物には涎を垂らして
誰彼構わず妬み合いの成存競争
有り触れた雑踏に恐怖が潜んで
媚びた時代に笑みを撒き散らし
洒落るほど失くした純粋な感情
誇る為の競争の道に添えられて
上手に演じる事だけ長けて行く
欲望の造花が咲けるわけがなく
人が人を使い回す奪い合いの街
本気なら容易には憎み切れない
慣れ切った本性はお姫様ごっこ
嫌らしく乱れた影が舞い踊って
倫理を蹴り飛ばして群がる人々
口だけの告げられるわけないで
長い片想いに失敬なほど素早く
虚しく変わるゲームに溺れてる
全身麻痺に掛かって気付かない
信じ込んだ偶像に縋って絶たれ
心に傷を負えば見せびらかして
滑稽な理論が並べ立てられる中
面白おかしいから脚光を浴びる
貧しい知恵で力を目に付かせて
ゆらゆら揺れながら舞い上がる
同じ人間でも雲泥の差が出る中
持ってた価値も失くす愚の骨頂
冷めた現実に虚ろな瞳が揺れて
どんな物でも代替えは利かない
報われぬ道を選んで避けたい中
都合が良いほど本当は虫が悪い
擦れ違いに愛なんて凍え切って
自信ありげな安い尻軽の微笑み
自信なさげな高い天使の苦笑い
本物の花を咲き誇らせて魅せろ