死神と武器になる弱き心

凍れる風の吹く夜の街の中
大きな刃を持った死神が
今日も闇に潜んで移動する
人間の弱き心も武器になる中
我を張った無理は人を困らせ
人々を傷付ける凶器に変わる
場当たり且つ刹那的な歩み方に
何だか凄そうと人気が殺到する
自分はしないが見たいのが人間
助ける気もないのが薄情ならば
愚か故の生き方は暴虐に化ける
分からなければ心は痛まない中
理解力がないなら体験しかない
真に受けるだけの虚構の世界で
歳相応なんて虚像に振り回され
愚かなる言論トリックに掛かる
弱さで武装した人々が溢れる中
棚に上げて続ける強さへの拒絶
派手に飾り付けた見掛け倒しで
大事な局面で詭計に惑わされる
割り切れないまま努力しないで
誰彼構わず人の事を散蒔かれる
弱さは可哀想な事とは限らない
這い上がる為には時が無いのに
しても解決しない理解なら不要
やるかやらないか二択のみ与え
やらない人間は全て放って終い
現実に溢れ返ってる厳しい人々
誰かの泣き声が鳴り止まない中
同情狙いの汚い弱さが滲み出し
穢れ切った弱さは強さより強い
盾と剣の両役を熟せるのが弱さ
冷たい暗がりで止まった死神は呟く
無力こそが最大の力と化す事もある