忘却と麻痺による溝

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忘却と麻痺による溝

心が強くなる事は良い事だけど
歳を取るに連れて過去を忘れて
気にならない前提に移り変わり
気になる全てが意味不明になる
何もかも変わり果てた感じ方で
弱き子供の心を解らなくなって
悩んでる全てが理解不能になり
強き大人が悩みを全て否定する
聞く必要あるとも想えなくなり
何一つ聞こうとすらしなくなる
幾多の弱き大人は耳を傾けるも
脆過ぎる力では共感しか出来ず
弱いと解決不能の壁に阻まれる
かつて感じてた威圧感は遺物で
有ったかどうかも判りやしない
もはや想起すべき日々は閃かず
今や遠い日の感覚は夢幻の調べ
感覚が麻痺しながら生き続けて
記憶を忘却しながら未来へ進み
積み重ねた努力に得意気になり
言えない意味さえ解らなくなる
骨抜きにされた現代に芯はなく
有った勇気まで失うと凶に移る
半端な想いで愛するから罪深く
弱さ故の暴走が止まらない現実
悔やめど戻せぬ破滅の歯車の中
強制的に蒼く自分独り排除され
欠片も掴めない幸福に苛立って
活力なき不幸で不幸を覆す難題
顧みる術をも失くしてしまう中
自ら立派だと誇示したい本性で
何一つも立派な訳がないだろ?
戯けた心に自ら仕置きしてやれ
強くなっても弱さを忘れ去るな