漆黒のKEY

世界の原理を理解出来るか?
次々と操り人形にされながら
何すら感じない数多くの人々
分解された世界に潜む真実は
互いに必要とする善と悪の中
メビウスの輪のように巡って
保つべき矛盾と螺旋の現象に
一定の期間を過ぎ古くなれば
揉み消しや確認をしない事が
避け切れない必要な力と化し
世界の平衡を保つ漆黒のKEY
幾億光年の時が過ぎて行く中
真実は醜い闇で創り上げられ
現実は眩い光で生み出される
人類の歴史も人間も輪廻の中
人類の誕生から滅亡するまで
未来へと永遠に続く渦の中で
森羅万象の光と闇が巡る構造
世界すら循環端無きが如しで
殆ど全てが胎動ではなく循環
時の片鱗の中で時代は一欠片
輪廻が崩れる未来が在るなら
仕組みが覆った新世界なんて
新たな構成の誕生は儚い確率
全てが互換性を失ってしまい
概念の臨界を超え膨張し過ぎ
有ってないような奇跡の軌道
相互関係が取れなくなっては
全ての平衡が片寄り崩れ果て
滅亡に向かうのが妥当な軌道
何もかも不正解で正解だから
光と闇と真実の扉が存在する
その中で本当とは視えてる物
それが何よりも価値有る答え