時の静止

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時の静止

闇が時を蝕んで行き
時が止まった人々は
自分の歴史を辿って
同じ時に立ち止まる
何も変わらないまま
同じ輪廻を繰り返す
本当は不自然な心が
雑踏に埋もれて行き
進む日々に同化する
止まった人々を置き去りに
同じ日々に時は進んで行く
闇が時を弄んで堕ちる人々
巡り続ける世界で生きる中
漆黒に染められた真夜中に
重い鋼鉄の闔を開け放って
凍り付いた闇黒の外へと出る
星も見えない夜空を見上げて
ガードレールに腰掛けている
そして暗い夜道を踏み出した
静寂に包まれた時を彩るのは
果てしないNEONLIGHTの光
遥か彼方に映る街並みからは
忘れられない光景が煌めいて
時が少し進めば陽の光が射す
終焉の亡い地で人々は腐って
時が止まる残酷さを知らずに
多くの人々が今を生き続ける
真実は夢幻の欠片を残して
一つの感覚は儚い想いの塊
脆過ぎて崩れ去る観念の山
暁七つの世界の向こう側に
光と闇の世界が輝いている
人間は時に沿わなくても生きられる
それが何に繋がるかを考えない人々