円谷プロダクションが身売り 映像大手TYOの傘下へ | ドラマレジェンド

円谷プロダクションが身売り 映像大手TYOの傘下へ

ウルトラマンのブログとして発信していた私ですが、昨日、おとといに一応ウルトラマンへの区切りをつけるためにブログも引越し、長年親しんできたブログ名からも「ウルトラマン」の名前を外したばかりで、再スタート! と思っていたら!?


ウルトラマンの円谷プロが身売りで映像大手のTYOなる会社の傘下となるニュースが!?

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Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <円谷プロ>映像制作大手TYOが買収

【記事全文】

9月12日19時22分配信 毎日新聞  映像制作大手のティー・ワイ・オー(TYO)は12日、「ウルトラマンシリーズ」の著作権を持つ円谷プロダクション(東京都)を買収すると発表した。円谷プロは映画制作費の負担がかさみ経営不振に陥っており、TYO傘下で再建を図る。 


円谷プロ株の45%を保有する円谷エンタープライズの増資をTYOが8000万円で引き受けて株式の8割を保有する筆頭株主になり、円谷一夫・円谷プロ会長兼社長の個人保有株をエンタープライズに移す。この結果、TYOは円谷プロ株の54%を間接的に保有する形になる。円谷プロの経営陣に、TYOの吉田博昭社長らが加わる予定。【遠藤和行】


最終更新:9月12日19時22分

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円谷プロを子会社に TYO、同族経営に幕 - 山陽新聞ニュース

【記事全文】

映像制作会社ティー・ワイ・オー(TYO)は12日、人気キャラクター「ウルトラマン」で知られる円谷プロダクション(東京都、円谷一夫会長兼社長)を、子会社にすると発表した。円谷プロの実質的な親会社、円谷エンタープライズの第三者割当増資を引き受ける。1963年以来続いた創業一族の円谷家による経営に終止符を打つ。  


TYOは円谷エンタープライズの80%の株式を8000万円で取得。創業者円谷英二氏の孫の円谷会長兼社長は円谷プロ株の大半をエンタープライズに譲渡し、エンタープライズとプロの両社の取締役に残り、代表権のない会長に就任する予定。  


円谷プロは、制作費の負担増などから有利子負債を抱え、2007年2月期は売上高55億円だったが、純利益が約4000万円にとどまり、経営不振が続いていた。

(9月12日11時56分)

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Yahoo!ニュース - 夕刊フジ - ウルトラマン身売り…円谷プロ映像大手TYO傘下に

【記事全文】

9月12日17時2分配信 夕刊フジ  「ウルトラマン」で知られる円谷プロダクションが経営難から身売りすることが12日分かった。同プロの大株主・円谷エンタープライズが10月中旬に第三者割当増資を行い、CMなど映像制作大手のティー・ワイ・オー(TYO)が8000万円で引き受ける。これにより、円谷プロはTYO傘下となる。  TYOが12日発表したリリースによると、最近の円谷プロは、映画製作費負担の増加、長年の同族経営による経営基盤の弱体化などで経営が悪化、“カラータイマー点滅”状態にあった。TYOは円谷グループへの経営参画で、経営再建を目指す。  


具体的には、現在、円谷プロ株の約45%を所有する円谷エンタの増資と同時に、円谷一夫会長兼社長が所有する円谷プロ株約22%を円谷エンタに譲渡。TYOは円谷プロ株68%を所有する円谷エンタ株式の80%を所有する。これに伴い、円谷プロでは円谷会長兼社長を除いた役員が退任し、TYOの吉野博昭社長らが新役員となる予定。  


円谷プロは、今年6月の株主総会で大幅なリストラを主張した大山茂樹前社長を、円谷会長が解任した。10月からは生誕40周年のウルトラセブンが「ウルトラセブンX」(TBS系)として復活するが、同社救済には間に合わなかった。

最終更新:9月12日17時2分

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TYO GROUP 公式サイト


TV以外でも、映画等の制作でかなりの経営悪化が進んでいた円谷プロ・・・。 そして長かった同族経営にも終止符を打つ形となったようですね。 


本来ウルトラマン関連のネタはエンターテイメントカテゴリーから出てくるものなんですが、今回は共同通信とうで。  こうなると具体的な数字が出てきて夢もなにもあったもんじゃないですが、厳しい現実を突きつけられたようですね。


ただ、身売り先のTYOなる会社を知っているという方がまずいないのでは!? というくらいに知らない会社。 他にメインとなるキャラクターがないだけにウルトラマンに目をつけたのか?  それはそれでいい感じで、「金は出すが口は出さない」主義でいってくれれば今後のシリーズも安泰なのではと素人考えをしてしまいそうなんですが。


ウルトラセブンXが円谷の救済には間に合わなかったようでして・・・「X」って決して正体がTYOではなかったということですよね? 


思えば、超!有名なゲーム会社、スクエアとエニックスが合併したときの理由が・・・スクエアがファイナルファンタジーのフルCG映画を作って大はずれしたのがきっかけで経営が危ぶまれ、ライバルのエニックスも数年に一度しかドラクエを発売しないために経営が危ぶまれ、合併の合意に達したということだったそうで。  映画って、ほんとにお金がかかるものだそうでして・・・。


そして同族経営が終わったのは円谷だけではなく、老舗の企業などもすでにそのような時代に突入しているということ。


ゼアスの出光もすでに同族経営に終止符が打たれている。


そしてこの円谷身売りのニュース聞いたときに、かつて熱を上げて応援していた新日本プロレスも同じような理由でユークスという会社に身売り・・・。 こういったことは円谷だけではないということです。


新しい血に入れ替わったところで、引き続いてウルトラの新シリーズも続くということでほっとしています。 


個人的には、新しくなったのならば、ほんとに新しいものを作りあげていくのもプロではないかと・・・。 


個人的に思うに、長年親しまれてきたドラえもんが声優陣を一新、まったく新しいスタッフ等で同じ題材で制作を続行。 そしてまた新しい共感も芽生えて、ドラえもんの新戦略が成功!この戦略を子供とともに目の当たりにしている私ですので、ウルトラマンにも・・・そのような意気込みで頑張ってほしいです!


そのことを信じてまた応援していきたいと思います。