古代中国編―中国の古代思想を読んでみよう(16)『中庸』を読む | レフティやすおの作文工房

古代中国編―中国の古代思想を読んでみよう(16)『中庸』を読む

 ―第206号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2017(平成29)年8月31日号(No.206)「古代中国編―
 中国の古代思想を読んでみよう(16)『中庸』を読む 」

本誌では、四書五経の最終回で、四書から『中庸』を取り上げました。

中庸は、「中道」ともいうべき徳目のひとつで、処世の上で、極端に走らないで、ほどよい中ほどをとることを言います。
古代中国のみならず、古代ギリシアでもアリストテレスが『ニコマコス倫理学』で超過と不足の中間の「メソテス」といって中庸の徳を取り上げています。

広く世界で認められた徳目なのでしょう。

さらに「誠の道」についても説いているのが『中庸』です。

人は凡人であっても努力精進することで、聖人にも比肩する善の徳を身に付けることができる、というのです。

 ・・・

詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
http://www.mag2.com/m/0000257388.html


*参考:
 ● 『中庸』を読む(全訳)

『筑摩世界文学大系(5)論語 孟子 大学 中庸』筑摩書房 1976
―論語 倉石武四郎/訳、孟子 湯浅幸孫/訳 大学 金沢治/訳 中庸 金沢治/訳。
 『中庸』―朱子『中庸章句』を底本に。朱子の読み方に従い、異説には注記を施す。「『中庸』解説」金沢治。


『大学・中庸』金谷治/訳 岩波文庫 1998/4/16
―朱子の四書としての『大学・中庸』ではなく、元の『礼記』のなかの本来の読みを追究解説したもの。朱子の『中庸章句』との相違点も明記。


 ● 「四書五経」の概説書を読む

『四書五経入門 中国思想の形成と展開』竹内照夫/著 平凡社ライブラリー320 2000.1.24
―「四書五経」の概説書としては唯一のもの。1981.2刊平凡社・東洋文庫・第二版の文庫化。初版1965。