2013年10月28日(月)

目指す山頂は一つ~インド最古の聖典『リグ・ヴェーダ』

テーマ:メルマガ「楽しい読書」

―第115号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記


★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2013(平成25)年10月31日号(No.115)-131031-  
インド最古の聖典~『リグ・ヴェーダ』
http://archive.mag2.com/0000257388/20131031120000000.html


本誌では、『リグ・ヴェーダ』を紹介しています。
ただ本来の内容紹介も今一つ。
それ以前の、ヴェーダそのものの紹介も思いのほかうまくいかず、という結果になっています。


これはひとえにヴェーダそのものがあまりよく知られていないであろう、という前提があります。


しかし実際には前回も書きましたように、インドのこの宗教文化は、思いのほか日本にも浸透しているのです。
とはいえ、それは仏教を通してのことであり、大きく変質しているともいえるのです。
本来の姿はあまり知られていません。


ヒンドゥー教は、世界4大宗教とも言われるほど人口比では大きな存在となっています。
しかし実態は知られていない。


私自身がこのヒンドゥー教に興味を持っているのは、一つは仏教への影響であり、もう一つは、世界宗教統合の基盤としてです。


世界宗教統合云々に関する私の関心のそもそもの始まりは、岡倉天心『茶の本』を扱った時に、1902年彼がインドへ行った際にヴィヴェカーナンダ(1863-1902。ラーマクリシュナの弟子で、「不二一元」の思想を説く。また諸宗教はその真理の普遍性において一つであると主張する。1893年シカゴでの世界宗教会議で注目される。)と話し合ったという情報を得てからでした。


山に登る道は幾通りもあるが、目指す山の頂上は一つだ、というように、世界中の宗教というものもみな、表面的な教条や様式は異なっていても、その先に求める真理となるものは一つである、という。


私が最初にこの山登りに関するたとえ話を聞いたのは、わが家におまいりに来られる真言宗のお坊さんからでした。
世の中には色んな宗派や宗教というものがありますが、それは…、と。


簡単に言えば、弘法大師空海は―
大日如来を中心に、その周りの多くの仏様がいる。
大日如来は人々に応じて教えを説く、よって人によりその目にする姿が変わるのだ。
―というような話をしています。


世界の様々な宗教というものは、それぞれの信者に合わせて、神様なり仏様なり―“大いなるもの”とでも呼ぶべき存在―が、それぞれの信者の受け入れやすい姿で現れて、分かりやすい形に噛み砕いて教えを説くのだ、というのです。
そしてそれはみな大日如来の化身だったり分身だったり、あるいはその命を受けたものだったりする、というのですね。


私は宗教の違いというものは、そういうものだと思っています。


究極の真理というものは一つで、それを我々日本人は、日本語の話せる、いかにも日本人らしい人物から話をお聞きしているわけです。


もし日本人が英語で教えを受けても理解できないでしょう。
誰も聞こうともしないかもしれません。


それでは意味がないわけです。
どんないいことを言っても聞いてもらえなければ意味がありません。


そこで、“大いなるもの”は日本人に分かるように、日本語で教えを説くわけです。
英語を話す人には英語で、というようにして、世界の宗教というものが、一見したところ別個の形態をとるようになった…。


 ・・・


ちょっと話が脱線してしまいました。


本題に戻しますと、要するに、今回はどうもうまく紹介できなかったのではないか、ということです。


えっ、「毎度のことや」って。
うーん!?


ではまた次回―。


*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

http://www.mag2.com/m/0000257388.html

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2013年10月15日(火)

四天王寺古本祭り―「本を読むこと」私の読書論-50-

テーマ:メルマガ「楽しい読書」

―第114号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記


★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2013(平成25)年10月15日号(No.114)-131015-  
私の読書論-50- 私にとって「本を読むこと」とは何か?
http://archive.mag2.com/0000257388/20131015120000000.html


本誌では、「私の読書論」50回目ということで、「私にとって「本を読むこと」とは何か?」について書いています。


この中でも触れていますが、先日大阪・四天王寺で16日水曜日まで開催中の秋の古本祭りに行ってきました。


境内に30軒の古本屋さんが集まってお店を出しています。


私の狙いは、まあ、あることはあるんですが、それは ひ ・ み ・ つ !
他の人に取られるといけないから。



こういうイベントの楽しさは、お寺の境内という非日常な空間で色んな人や色んな本を目にすることができる、という点でしょうか。


とにかく色んな本を見るのが楽しみです。


「え、こんな本がある/ったのか」とか、「この本持ってたんだよね」とか、「この本読んだよ」とか、「これ今度読んでみよう」とか。


色んな本との出会い、これが一番ですね。



年月を経た本には、独特の味があります。
単純に汚い、というものもないとは言いません。


しかし、経年変化した本には、それなりの味わいがあるのです。

それが、物としての本の魅力ではないか、と思います。


電子化することで、経年変化を逃れることができるとしても、やはり“本物”という感じがしません。

物として手に取れるという利点が、私は本の一番の魅力ではないでしょうか。


*本誌のお申し込み等は、下↓から
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(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

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2013年10月07日(月)

臆病は慎重!… 渡瀬謙『内向型人間のリーダーシップにはコツがある』

テーマ:【レフティやすおの読書室】

友人で左利き仲間である渡瀬さんからの献本です。
(渡瀬さん、いつもありがとうございます!)
献本だからほめていると思われるのも嫌ですが、だからといって必要以上にけなすというのも不自然でしょうね。

と、前振りはその辺にして―。


レフティやすおの作文工房


渡瀬謙『頼めない・叱れない・人間関係が苦手…… 内向型人間のリーダーシップにはコツがある』大和出版

頼めない・叱れない・人間関係が苦手・・・ 内向型人間のリーダーシップにはコツがある/大和出版
¥1,470
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 ●内向型営業マン指南役のオーソリティー・渡瀬謙

最初に、著者・渡瀬謙について説明しておきます。

著者は子供時代からずっと、成人となってからも相変わらず、内向型人間の典型的な一人でした。
しかし、業務で実績を上げ(あのリクルートで営業全国ナンバーワンとなる)、自信をつけ、デザイン制作会社を設立、社長となり、その後メルマガを発行し、営業コンサルタント<サイレントセールストレーナー>として、ビジネス書(営業本)の著述家となります。

いまや内向型営業マンの指南役としてオーソリティーとなりました。

9月10日に発売された『日経ビジネス Associe (アソシエ) 』2013年10月号の第2特集<「内向型」で行こう>にも(カラー写真入りで)登場しています。

日経ビジネス Associe (アソシエ) 2013年 10月号 [雑誌]/日経BP社
¥630
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本書と同じ版元・大和出版からすでに<内向型>三部作が出版されています。
(内向型の性格が気になる方は、ビジネスを抜きにしても、何かしら人生の役に立つヒントが見つかるはずです。
ぜひご一読ください。)
[★私のおススメ度/☆(私の推定)売れ行き度]

★★☆☆『内向型営業マンの売り方にはコツがある―ムリに自分を変えないほうがうまくいく!』
★☆☆☆『“内向型”のための雑談術―自分にムリせずラクに話せる51のルール』
★★★☆『内向型人間の人づきあいにはコツがある』

内向型営業マンの売り方にはコツがある―ムリに自分を変えないほうがうまくいく!/大和出版
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“内向型”のための雑談術―自分にムリせずラクに話せる51のルール/大和出版
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内向型人間の人づきあいにはコツがある/大和出版
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 ●内向型のリーダー論

内向型人間の本ですので、内容的に私に合っています。

実は私、出世してリーダーになるのが嫌で転職した、という一面も無きにしも非ずです。

出世して権限は持ちたいが、リーダー役やよけいな責任は回避したい。
一人で仕事をするのは得意だが、他人に命令したり指示を出したり全体をまとめる等、他人を動かすのは苦手。

私は―まあ内向型の人はみな、そういう人が多いのかもしれませんが、自分一人でコツコツと仕事をするのが性に合っているのです。
誰かと一緒に仕事をする場合でも、一対一の関係で二人でするのならまだしも、三人以上のグループ内で働く、あるいはそれらの人々を率いてゆくというリーダー役は、ちょっと困りもの。


ですから、もしこの本をもっと早く読んでいたら少しは私の人生も変わっていたかも…、という気もします。
(もちろん、つい先日出たばかりの本なので、それは無理な話ですけれど。)


では、本書を紹介しましょう。
まずは目次から。

【目次】
はじめに コツさえつかめれば、内向型のままで立派なリーダーになれる!
序章 内向型って本当にリーダーに向いていないの?―私がその立場になって初めて見えてきたこと
第1章 内向型リーダーにはこれだけの長所がある―ちょっと視点を変えるだけでマイナスがプラスに!
第2章 こうするだけで部下との人間関係はグンとラクになる―コミュニケーションの悩みはこれで解決!
第3章 このやり方なら自分にムリせず部下育成ができる―内向型ならではの「ほめ方」「叱り方」「任せ方」
第4章 うまくまとめようとしないほうがチーム力は上がる―強いリーダーシップなんてなくてもOK!
第5章 ピンチのときこそ内向型の強みが活きてくる―これで、あなたはどんな壁も乗り越えられる!
終章 肩の力を抜けば、自然に部下と結果がついてくる―あらためて内向型リーダーに伝えておきたいこと
おわりに やるべきことを見極めた先には「明るい未来」が待っている


 ●内向型リーダーのマインドとスキルを伝える本

本書の目的は、マインドスキルだと言います。

(1)マインド=内向型の読者が自分でもできると、気持ちが楽になること
(2)スキル=明日からの実戦でも使えるスキルを提供すること


第1章では、内向型の人って実はリーダーに向いている、と説明しています。

内向型の人はリーダーに不向きな性格だと思われていますが、実はそうではない。
内向型の人の持つ資質―慎重さ、人の意見を聞く姿勢、細かいところに気が付く繊細さ、個々の人に対応できる能力等々。
これらは従来型のリーダーとは異なるタイプのリーダーとなる素質である、というのです。

「太陽型リーダー」を目指そう》とあり、一瞬うん?と思いました。
しかしこの太陽は、イソップ物語の「北風と太陽」の太陽のことで、「外部から強制的に働きかける」のではなく、「自発的に行動させる」という意味です。

太陽のように陽気で明るく外向型のリーダー、といった意味ではありませんでした。


第2章からは、内向型の人が苦手とする他者との人間関係のあり方について書かれています。

第5章は、自分自身について、ピンチやトラブルに対する処し方が書かれています。

そして終章では、最後に著者があらためて伝えたいことが書かれています。


 ●避けられないことは避けてはいけない

最終の「おわりに」で、何事にも通じる一番大事な根本的な姿勢について書かれています。

それは、苦手なことは避けましょう、と書いてきたけれど、物事には避けられることと避けられないことがあるということ。
そして、避けられないことに関しては、決して避けれはいけない、しっかり直面しなければいけない、という点です。

挑戦するからこそ成功がある、ということですね。


最近、私が非常に優れた考え方だと思っている哲学があります。

それは、古代ローマ時代の元奴隷だった後期ストア派の哲学者エピクテトスの考え方(*)です。

自分の権内にあるものと権外にあるものとに分けて考えろ。
そして、自分の自由になるのは、権内にあるものだけだ。

―という哲学です。

所詮、自分の自由になるのは、自分の権内にあるものだけであり、権外のものは、ただ受け入れるしかないのです。

いかにも奴隷出身の哲学者らしい発想と言えそうですね。
しかし、その通りです。


大リーグでも活躍した元プロ野球選手・松井秀喜氏も、その著書『不動心』(新潮新書)の中で、自分のコントロールできることとできないことを分けて考えろ、と書いています。


自分のコントロールできる範囲内のことに全力を挙げて当たる―。

自分の権内のことがらは、自分の意志でできることであり、自分の責任の及ぶ範囲です。
しかし、コントロールできないこと―権外のことは、自分の力の及ばない、すなわち、自分の責任の外にあるものです。

リーダーに指名された場合も、避けるのではなく、しっかり受け留めましょう。
もし失敗したとしても、任命した人の責任だ―ぐらいの開き直りからスタートすれば、気が楽になるのではないでしょうか。


 ●不安は思惑にすぎない

さらに、もう一つ私から言いますと―。

内向型の人がリーダーになることを考えますと、私もそうですが、どうしても不安が先に立ちます。

しかし、エピクテトスは、言います。

人々を不安にするものは、事柄ではなく、事柄についての思惑だ。》鹿野治助/訳「要録 五」p.387(『世界の名著 13』)

と。

不安といった悩みは、ズバリこの思惑にすぎないのです。
自分で勝手に拵えたもの―想像の産物なのです。

「幽霊見たり枯れ尾花」なのです。
想像力が一番怖いのです。

実際には、「案ずるより産むが易し」と言いますからね。
恐れないこと、怯まないことが重要です。


そのためには入念な準備が第一です。
例えばこの本を読むというような。
きっと自信を与えてくれるはず!


 ●著者・渡瀬謙からのメッセージ―

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 『内向型人間のリーダーシップにはコツがある』(渡瀬 謙・大和出版)
─────────────────────────────────

 副題に「頼めない・叱れない・人間関係が苦手……」とあるように、
 どちらかというとリーダーらしくないタイプの人向けの本です。

 リーダーのなかには、
 成績が良いから、年上だから、経験が豊富だから、などの理由で、
 自分が望んでいないのにリーダーになってしまった人がいます。
 子供のころから人前に立つことを避け、
 一人でコツコツと作業をすることが得意な人たちです。
 
 そんな人に向けて、
 明るく振舞わなくても、自分の性格にムリしなくても、
 きちんと結果を出せるリーダーになるためのコツをまとめました。

 リーダー本はたくさんありますが、
 内向型リーダーに絞った本はおそらくありません。

 ぜひ、リーダーになってしまって悩んでいる人や、
 リーダーになることをためらっている人に読んで欲しいと思っています。

 『内向型人間のリーダーシップにはコツがある』

─────────────────────────────────

(*)参照:
『世界の名著 13 キケロ エピクテトス マルクス・アウレリウス』鹿野治助/編 中央公論社 1968
『人生談義〈上〉』エピクテートス/著 鹿野治助/訳 岩波文庫 1958/7/5
『人生談義〈下〉』エピクテートス/著 鹿野治助/訳 岩波文庫 1958/7/5
『不動心』松井秀喜 新潮新書 2007/2/16

世界の名著〈第13〉キケロ,エピクテトス,マルクス・アウレリウス (1968年)/中央公論社
¥価格不明
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人生談義〈上〉 (岩波文庫)/岩波書店
¥756
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人生談義〈下〉 (岩波文庫)/岩波書店
¥882
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不動心 (新潮新書)/新潮社
¥714
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左利き仲間で友人・渡瀬謙の著書についての記事
(◆印:ビジネス書/□印:口ベタ・あがり症の“内向型”営業マンのための営業本)
・2013.8.19 雑学フェアにて~渡瀬けん著『左利きの人々』:<国際左利きの日>情報3
◆2013.3.7 渡瀬謙『元リクルートNo.1の 日本で一番"効率"のよい営業法 このムダをなくすだけで、グングン売上が伸びる!』
◆2012.5.23 小さな努力で大きな効果:渡瀬謙『あなたの評価をガラッと変える たった3秒の声がけ習慣』
◆□2012.2.26 克服ではなく付き合う姿勢で:渡瀬謙『「あがり症営業マン」がラクに売るための6つの習慣』
・2011.12.31 雑学文庫フェアで『左利きの人々』が…
◆2011.7.13 渡瀬謙の新刊『相手が思わず本音をしゃべりだす「3つの質問」』届く
◆2011.6.10 流れ星に願い事…渡瀬謙『たった5秒のあいさつでお客様をザクザク集める法』
◆【渡瀬謙/監修『毎日役立つ!もう悩まない!!即効ビジネスマナー』日本文芸社2011.1】
・2011.5.19 週刊ヒッキイhikkii260左利き教本について考える(2)おさらい
◆2011.3.4 新社会人奮闘記ラノベ 渡瀬謙『新入社員ヒロと謎の育成メールの12ヵ月』
◆□2010.6.28 実践で学ぶ本、渡瀬謙『営業は口ベタ・あがり症だからうまくいく』
◆□2010.6.18 渡瀬謙の新著『“内向型”のための雑談術』届く
◆□【『内向型人間の人づきあいにはコツがある』大和出版】
・2009.12.12 今週の週刊ヒッキイ―第201号「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ<特別編>」
 ★左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii
第201号(No.201) 2009/12/12「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ<特別編>」
 <特別編>原点に戻って―最初につまずかないこと または、左利き人間の生き方にはコツがある
◆□2009.3.4 お知らせ:友人渡瀬謙の新著「内向型営業マンの売り方にはコツがある」
2008.12.29 左利き本の新刊『左利きの人々』渡瀬けん著


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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「臆病は慎重!… 渡瀬謙『内向型人間のリーダーシップにはコツがある』」 を転載したものです。
(この記事へのコメント・トラックバックは、転載元『お茶でっせ』のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
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