2012年12月31日(月)

愛から生ずる崇高な徳に勝る友情はない~『友情について』キケロ

テーマ:メルマガ「楽しい読書」

―第96号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記


★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★

2012(平成24)年12月31日号(No.96)-121231-  
愛から生ずる崇高な徳に勝る友情はない~『友情について』キケロ
http://archive.mag2.com/0000257388/20121231120000000.html


友情論に関しましても、古今東西多くの人が書いています。


それらのうち主だったものを一つ二つ改めて目を通した上で、本文を書こうと思っていたのですが、なかなかその機会がないまま、本日を迎えました。


で、友情というもの、親友というものに関しましても、人により考えるところは色々であります。
ただ一般に友情というものは、広く薄くではなく、限られた人数でより深く、を重んずるという傾向にあるかと思います。


キケロもそういう考え方のようです。
私も基本的にはそうです。


私の場合は、元々人見知りで引っ込み思案で人付き合いが苦手という性格で、それゆえ友情の範囲を広げることができない、という一面があります。
できないから少なくてもいい、限られた人と深く交友することで得られるものがある、と考えて納得しているという側面もあるでしょう。


そんな私でも言えることは、本来人の付き合いというものは、得だ損だというような打算的なものであってはならない、ということでしょう。
そういう気持ちであれば、当然相手もそういう付き合い方をするようになり、結果的に大切なものを失うことになる、と思われます。


やはり大事なことは、全人格を挙げて付き合う、ということでしょう。


目先の損得や勘定での付き合いや、一時的な気持ちの上での感情的な付き合いでは、所詮その場しのぎのものであり、長く維持できるものとはなりえないように思われます。


相手が全身全霊打ち込んでくれば、こちらもおのずからそういう気持ちになるという、言ってみれば、そういう共鳴・共振関係となって初めて、お互いが人間的に成長できる関係となるのではないか、という気がします。


そういう理想的な人間関係を持てる相手に出会えることを期待しつつ、新年を迎えようと思います。
(そういう人物と出会えるに値する自分でありたい、と心に念じつつ!)


*本誌で取り上げた本:
『友情について』キケロ/著 中務哲郎/訳 岩波文庫 2004.4

友情について (岩波文庫)/岩波書店
¥567
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これで今年の『レフティやすおの楽しい読書』は終了です。
来年もよろしくお願い申し上げます。


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2012年12月15日(土)

本を読まない権利―読みたくない本も時にある

テーマ:メルマガ「楽しい読書」

―第95号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記


★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★

2012(平成24)年12月15日号(No.95)-121215-  
私の読書論-40- 読書の決まり(その3)
http://archive.mag2.com/0000257388/20121215120000000.html


本誌では、今回も『ペナック先生の愉快な読書法―読者の権利10ヶ条』を基に、10カ条それぞれについてもう少し突っ込んで書いていこうということで、まずは第一条「1.読まない権利」について書いています。


『ペナック先生の愉快な読書法―読者の権利10ヶ条』
ダニエル・ペナック/著 浜名優美 木村宣子 浜名エレーヌ/訳
藤原書店 第2版(2006/10)

ペナック先生の愉快な読書法―読者の権利10ヶ条/藤原書店
¥1,680
Amazon.co.jp


(藤原書店ホーム ペナック先生の愉快な読書法)
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=787


【読者の権利10ヵ条】
 あるいは読者が絶対に持っている権利


1.読まない権利
2.飛ばし読みする権利
3.最後まで読まない権利
4.読み返す権利
5.手当たり次第に何でも読む権利
6.ボヴァリズムの権利
 (小説に書いてあることに染まりやすい病気)
7.どこで読んでもいい権利
8.あちこち拾い読みする権利
9.声に出して読む権利
10.黙っている権利


文中読みたくなかった本として、二点例をあげています。
書名は挙げませんでしたが、この二冊はホントに途中で気分が悪くなって読むのをやめた本と、立ち読みだけで嫌になった本とです。
 
まあ、こういう意味だけではないと思うのですが、実際「読まない権利」というのも、重要な読書人の権利の一つでしょう。


では、また次回―。
(この調子で書けば、あとまだ9回いけるなあ、って!?)


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