毎年、9月1日に成ると中高生の自殺数が激増します。
東北に限っては8月20日~25日にかけてにズレます。
理由は夏休み明けに合わせて自死する子が多いからです。
大人だって会社行くの嫌だろ
筆者も学校は大嫌いでした(大学は除く)。
理由は、大嫌いなクラスメートと大嫌いな先生が居るからです。
嫌いな理由は様々ですが、筆者は理不尽な理由(生理的にダメとか)で人を嫌う人間では無いです。
それでも嫌いな人は結構居ました。
学校が嫌いまではいかずとも、きっとそれは皆さん同じだと思います。
そして、イジメなどの深刻な理由で、死ぬほど学校に行きたくない子が一定数居るわけです。
そしてそれは大人だって同じです。
皆さんも会社に嫌いな人、苦手な人、1人くらいは居るでしょう。
そんな人と仕事しなければいけない日には、会社行きたく無いでしょう。
しかし、大人の場合は、それが深刻な事態にまで発展したら、会社を辞めれば良いわけです。
逃げ場が無い子供たち
子供の場合だと、義務教育では学区という区切りが有り(理由により例外も有りますが)、通う学校は決まっています。
よって学校を変わるには、引っ越しが必要に成ります。
私立は入試が有るため、簡単に転入は出来ません。
当然、子供が転校を願っても、親がそれをかなえられない場合がほとんどでしょう。
不登校に成れば、ほとんどの親が反対し、教師が迎えに来たりします。
このように、学校に行きたくない子供たちには逃げ場が有りません。
だから自殺までしてしまうのです。
在宅教育が可能な欧米
アメリカなどでは、在宅で親が勉強を見ることも可能です。
(ただしアメリカは、未成年者のみで家に置くのは違法なので、必ずどちらかの親が在宅することに成る)
子供が学校に行きたくなければ行かずに済むシステムが、すでに出来上がっています。
日本も学校によっては「保健室登校」などを認めていますが、ほとんどのケースで、無理にでも登校させようとします。
死を選ぶくらいなら、学校など行かなくても良いと思います。
通えるように成ってから、大人に成ってからでも、行けば良いんです。
しかし日本の義務教育はあくまで年齢にこだわり、学び直しの機会が全く有りません。
コロナ渦で、オンライン授業の有効性も確認出来ました。
在宅教育と学び直しを、ここ日本でも実現すべきです。