シアトルを走ってやる!③ 30キロでピットイン | 世界を走ってやる!

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自分の足で色んなところを走りたい。いつまでもどこまでも元気に走れる頑丈なランナー目指して、走り方を研究しています。

走り始めは2008年9月2日


折り返してくるランナーを見ながら、フルの女子がどの位いるか数えてみた。

はっきりとした数字は忘れてしまったが、そう多くはなかった。

すでに曲がって先に行ってしまったランナーもいたかもしれないし、見逃したかもしれないが、自分で数えた限りまだ一桁台だったと思う。


折り返した後、少しして右折する。


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10キロ位のところに、大きなお股ゲートが現れた!

ロックンロールマラソンらしいぞ!
なんだか楽しい。

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ロッケンロール!

メインスポンサーのブルックスのタトゥーが入ってるのところはなんともアメリカらしい。

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真下から見るとちゃんも鼻の穴があった(笑)



10キロ過ぎからハーフとフルでコースが別れた。


フルはワシントン湖を眺めながら、シュアードパークと言う小さな出島を1周してから、再びハーフと合流する。

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ここから一気に人が少なくなった。

湖のほとりはフルマラソンでなく、朝ランなどでのんびり走ればそれはそれは気持ち良いだろうなー

一人で走っているとペースがつかみずらい。今のペースで良いのかどうかがイマイチわからないし、目標とするものがないのもなんだか面白みにかける。

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そんな時、後ろから女子がやって来て

私を抜いて行った。

付いて行こうと思ったが、付いていけなかった。

どんどん離されて行くよー
多分、4:30~4:25位かな?

もっと早いかも…


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チアの応援なんかも受けながら、ほぼ独走な感じで走り続けた。

後ろがどんな感じなのか気になったので、カメラで撮ってみる。

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のちにこの後ろの集団に吸収されることになる。

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どうやら3:15の集団のようだ。

厳つい体のメンズばかりだ。

ペース維持が少しきつくなってきていたので、必死に後ろを追ったが、またまた付いていけず…

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同じく落ちていく男性ひとり。

ぐるっと一周すると、さっきの道に戻るのでフルのランナー達とスライドもあった。

4時間とか4時間10分くらいのペーサーとすれ違ったので、ERIちんいるかなーと探してみたが見つからない。

しかも、こちらのアメリカの女子は長身で短パン、ノースリ、足長、ポニーテール、ヘアバンドなどなどERIさんとかぶる人が多くて、あれか?こっちか?みたいな感じでキョロキョロしてしまったよ。

結局は時間的にすれ違わなかったみたいだけどね。

湖を見てたらこんなところにもブルックス応援が!

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RUN HAPPY って書いてるよ。

たしか船の上でもライブやってたなー

こんな風に撮影してるうちに、またまたハーフと合流した。

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この通りは戦死した人達を追悼し、彼らの写真がずっと続いていた。

そして、アメリカ国旗がズラーッと掲げられていた。

そして、またハーフと道が別れ、少し走らされたと思ったら、また折り返してハーフと合流。

この折り返しでは、女子のトップやら自分の前にどの位いるか確認することができた。

10人くらいはいた様な…

1位は割と小柄で、学生っぽかった。
2位はアジア系のアメリカ人だった。
そして、3位がすらっとして長身な如何にも、アメリカンランナーってな女子だった。

結局上位は変わらずだったみたい。


このあたりがたしか中間地点だ。

高低表見た時すごい上るなーって思っていたのがどうやらこのあたりの坂らし。

ハーフとフルの道がハッキリと区切られているおかげで、終始混雑するこのなく走れた。

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左側がハーフ 右側がフル


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ハーフの人達は坂は走りません!

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断固として走りません!

でも、私をはじめ、フルのランナーはみんな走ってました。

この坂を上りきったところで、またハーフとフルが別れる。

ここからフルは長~い橋を走って、折り返す。

上からさっきの坂を撮影してみた。

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右側がハーフ、左側がフル
フル一人しかいないしー(笑)

ちなみにハーフ通過タイムは 1:36:36

早くはないがこのまま頑張ればまだ3時間15分いける。

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しかし、そう甘くはない。

大変なのはここからだ。

まるでアクアラインと横浜の高速を一緒にしてしまったかのようなコースがこのあと続くのだ。

でも、景色は気持ち良かった。

またまた後ろを撮影してみる。

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この辺も殆ど独走状態。

うー 寂しい。

でも、一人で走るのは嫌いではない。

上りがでてきて、ペースも落ち始めてる。
一人だとついそれに気がつかないのだ。

しかも、上りもキツイし、バンクもキツイ。

おまけにお腹の中もキツキツだうんち


じつは、25キロくらいから、いや、もうその前からかな。

お腹に異変が起き始めていた。

走っていたら腸の動きが活発になり始め、なんとなくお腹が痛いような、重いような気がしていたのだ。


結局、今回も腹時計が狂ったままの参戦。
日々規則正しい生活をしてるとこういう時に大変困る。

幸いまだ痛くてもう限界、ヤバい!って程でもなかった。が、明らかに違和感を感じていた。

それを気のせい、気のせいと呪文のように心の中で唱えながら橋の折り返しを目指す。

どうしよう、このままちゃんと走れないかまま我慢して走るか、トイレ寄ってスッキリさせるか…走りながら結構悩んだ。

で、このまま走っても良いことなんてないと思い、トイレによることにした。

橋の上で何度かトイレを見かけたが、ハイウェイのど真ん中にトイレがあった。

さすがにそこに逃げ込む勇気はなく、もったりしたお腹を抱えながらついに折り返しまでやって来た。

あ!トイレ発見!

しかし、そこのトイレは折り返し地点の先にあった。

え!コース外れて余計な距離移動するの?

無駄に走るのは嫌だったので、仕方なくスルー。

そうこうしているうちに30キロ通過。

そして、ちょうどハイウェイが重なる人目に着きにくい所にトイレを発見!

しめた!よし、入ろう。
みんなが真っ直ぐ進むところ、ひとりトイレの方向右よりに走っていった。

トイレ開けてビックリ!




WOW!!

新品だよ!

誰も使っていないトイレは頬ずりできそうなくらい綺麗だった!

しかも、トイレットペーパーがまだ紙に包まれた状態だ。

ちなみにアメリカのトイレはもちろん洋式。

今回は紙の便座シートまで用意されていた。

もう、感動で思わず長居をしてしまったくらいだ。


長くなったので、つづく。


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トイレタイムは2分かな…